日本女性は本当に生産性が低い?独立起業のポイントは「自尊心と自立心」の強化

こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子(@kanacomです。

転職したくても他の会社や業界で通用する自信がない。子育てしながら働くなんて無理かもしれない。独立や起業なんて絶対無理!と思っていたりしますか?

実は、本当はできるのに、「自尊心と自立心の低さ」が原因でできないと思い込んでいるだけかもしれません。

なぜなら、世の中で起きていることはすべて「事実」と「解釈」しかなく、あなたが自分に対して思っていることはすべて「解釈」でしかないからです。事実は1つですが、解釈は無数に存在します。

この記事では、生産性の概念、日本人女性の生産性に関する記事のご紹介、自尊心、自立心を高める方法、日本人女性が独立起業する時の強みについてご紹介します。

この記事を読み終えると、あなたも自信あふれる自立した女性になって仕事やビジネスに取り組むことができるようになっているはずですよ!

生産性の2つの概念

先日、厚生労働省が主催する「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」というシンポジウムの講演で株式会社日本総合研究所の理事・主席研究員の山田久さんがお話しされていた内容に「物的生産性と付加価値生産性」という2つの生産性の概念がありました。

物的生産性とは、物を作る「量」を指標としているのに対し、付加価値生産性は、物の価値(つまり売上)を指標としています。

例えば、A工場が1台100万円の車を1日1人あたり10台製造するのに対し、B工場は1台1000万円の車を1日1人あたり5台製造しているとした場合、A工場のほうが生産している量は多いのですが、売上金額は、1000万円と5000万円という差があります。

生産性の向上を考える際には、労働時間やそれによって生み出された物やサービスの量だけでなく、より「付加価値」の高い物を生み出すことが必要になります。

日本人女性の生産性の低さの理由

2017年に書かれた東洋経済オンラインに、「なぜ日本は「女性の生産性」が極端に低いのか」という記事を見つけました。私は、「待て待て、そんなことないだろ!!」っと思ったのですが、皆さんはどうでしょうか?

国税庁によると、1979年度の女性の平均給与は男性の平均給与の51.1%。一方、2014年度の調査では、52.9%。35年間で、女性の社会進出は劇的に進んだにもかかわらず、実のところ男女格差はほとんど改善されていないというのは、驚くべきことです。

事実、同じ時期の米国の数字を見ると、1979年の女性の給与は男性の62.3%でしたが、2014年になると82.5%になっています。これは米国において、女性が男性と同じような仕事に就く割合が増えてきたことを意味します。(中略)

日本は同一労働におけるギャップよりは、そもそも他の先進国に比べて男女が同一労働をしている割合そのものが低いということを、この収入ギャップが示唆しています。(中略)

私がここで強調したいのは、日本社会の中で、女性に任されている仕事が、そもそも付加価値が低いものが多いのではないかということです。たとえば、銀行の窓口業務を行っているのがほとんど女性行員だという事実からもわかるように、これまで日本企業において女性の潜在能力は明らかに過小評価され、労働力として有効活用されてきませんでした。付加価値の低い仕事を機械化して、足りないと言われている他の仕事で女性に活躍してもらったほうが良いでしょう。

ttps://toyokeizai.net/articles/-/152294?page=2より引用

つまり、日本では、女性が働く機会は増えているものの、「仕事内容」に男女で大きな差があり、日本人女性に任されている仕事内容の付加価値が低いということです。

私は、「女性の潜在能力は明らかに過小評価され、労働力として有効活用されてきませんでした」という部分を読んだ時、日本人女性として2つ思い当たる原因がありました。それは日本人女性の、「自尊心の低さ」と「自立心の低さ」です。

「自尊心」「自立心」が低い日本女性

自尊心とは、「他人から干渉されず他者から受け入れられ、自分を高く評価しようとする感情ないし態度のこと」(小学館日本大百科全書より)。

「他人から干渉されない」ということと、「自分を高く評価しようとする」という2点が含まれていますが、どちらも日本人女性に求められてきた一歩下がるといった控えめな態度に反することなので、なかなか自分を高く評価しづらい環境なのだと思います。

これは日本に限らないことです。「LEAN IN」の中でシェリル・サンドバーグも女性は自己評価が低いということを書いていたのを見て、世界を牽引するグローバル企業にいる女性でも同じなのか!と驚きました。

そして自立心とは、「人に頼らず、独り立ちして自力でやっていこうとする心構え」(大辞林 第三版より)とあります。

戦後は、結婚して寿退社して専業主婦になるのが当たり前だった女性のキャリア。現在は、共働き家庭が増えてはいるものの、やはりどこかで旦那さんの収入があるから自分は「家系の足しになればいい」「お小遣いが稼げればいい」という感覚の人が多いかもしれません。女性が経済的な自立をするということも大事ですが、「養ってもらう」という考え方でいる人が多いのかもしれません。

女性の生産性向上には、「精神的な自立」も必要だと思います。

「ご主人がいないと生きていけない」「お金がないと死んでしまう」といった「○○がないと生きていけない」という思考がある場合はちょっと注意が必要かもしれません。ではどうしたら「自尊心強化」「自立心強化」ができるのでしょうか?私が試してよかったと思う方法をいくつかご紹介します!

自尊心を強化する7つの方法

自分の長所を100個書き出す

とにかく紙に自分の長所を100個書き出してみてください。どんな小さなことでもかまいませんし、重複してもかまいません。他人の目を気にしないこと。そして、時間を決めると良いと思います。私は自分でやる時は、15分~20分くらいがちょうど良い時間です。あまり長く時間をとりすぎると、100個出す前にあきらめてしまうことがあるので、短時間で無理やりでも100個出してみてください。

書き出した長所を見てみると、私って意外とすごい!と思えてくるので不思議です。自分で思っているのと、書き出した物を目で見るのでは、目で見たほうが脳は認識しやすいのです。

自分を大切に、自分を褒める

大人になるとなかなか人からは褒めてもらえませんよね。私は息子がうらやましい!ごはんを食べても「偉い!」、うんちをいっぱいしたら「すごい!」。本当にちゃんと生きてる!っていうだけでママに褒めてもらえるのですから(笑)

でも、自分を大切にするということは、自分を褒めてあげることだと思います。

朝頑張って起きた自分、会社に向かっている自分、仕事を責任もってこなしている自分、ちゃんと食事を作っている自分、節約しようと思っている自分。

自分をありったけ褒めてあげてください!

勉強して知識を増やす

自分の体験した世界しか想像できないのは当たり前です。自分の生活してきた環境が当たり前になり、視野が狭くなっていると、自分に自信が持てなくなることがあります。世界はもっと広い!もっとたくさんの知識をつけましょう。

私はテレビよりも、本を読むこと、インターネットの記事を読むこと、勉強会やセミナーに参加すること、人に会うことで自分の知識や視野が広がったなと思います。

今の自分をもっと広い視点でとらえられるようになると、自然と自信も沸いてきますよ!

走る、踊る、なんでもいいので運動する

スウェーデンのカロリンスカ研究所の最先端の脳科学の研究によると1日20分のランニングをすることが、脳の機能を活性化させ、集中力やモチベーションなどが自然と向上するそうです。私も、フラメンコが趣味なのですが、やっぱり踊った後はすごくすっきりした気分で、なんだか自分が一回り大きくなったような気持ちになります。一見、運動と自信って関係ないように感じますが、ぜひ騙されたと思って一度やってみてください。今までに紹介した方法の中で一番簡単に始められるかもしれません。

外に出たら知らない人に親切にしてみる

ちょっと気恥しいかもしれませんが、外出先で困っている人を見かけたら率先して助けてあげましょう!ドアを開けてあげるでも、ベビーカーの階段上り下りを手伝ってあげるでも、なんでもOKです。必ず、あなたの行為に感謝してもらえるはずです。誰かの役に立つということは、自分の存在を認めてもらいたいという欲求が満たされます。これも、自信につながります。

褒められたら素直に「ありがとう」と受け取る

昔の私の褒められた時の口癖は「いや~そんなことないです。私なんてまだまだダメです。」でした。「ダメです」って自分で自分を否定しちゃってたんですよね。これは人に言われて気づきました。自分では気づかないのが口癖の恐ろしいところです。それからは、褒められたときには笑顔で「ありがとうございます。」って言って受け取るように意識しました。

相手もお世辞で言っている人ばかりではありません。私だって人を褒めるときは、本当にそう思ったから言っています。きちんと、褒めてもらったら「ありがとう」で受け取りましょう。そして、「人からそんな良いところを見てもらえてるんだ!」と自分の長所にプラスしていきましょう!

自尊心が高い人たちのいる環境に行く

実は、これが一番手っ取り早く効果があります!
ある時、私は友人の誘いである女性のホームパーティーに参加させてもらいました。その女性がとっても笑顔満開、とってもパワフルで、初めてお会いしたのに私に対してもとってもフレンドリー!発する言葉もポジティブでものすごく自信に満ち溢れている人でした。「わーすごいな~」と最初は委縮した私でしたが、一緒にいるとだんだん自分も声が大きくなって、何でもできるような気分になってきたことを思い出します。人のエネルギーって伝わるんですよね。だから、自信がある人の側にいることってとても大事なんです。ぜひそんな環境や人を探してみてください。きっとその人はそんなつもりないかもしれないですが、自然とパワーを分けてくれますよ。

自立心を強化する4つの方法

自分で目標を設定→修正→達成する

目標設定が嫌いな人ってたくさんいると思います。私も昔はそうでした。でも、目標を立てたら絶対達成しなきゃいけない!っていうプレッシャーのせいだと思うんですよね。そんなことないんです。自分で目標を立てるのは、あくまで自分のやりたいことや進みたい方向に向かって1歩を踏み出すためです。だから目標を立てて、もし達成できなかったら、もっと小さい目標に切り替えて達成していけばいいのです。誰かに決められた目標ではなく、自分で決めることが大事です。

自分でコントロールできることに集中する

世の中には、自分でコントロールできることと、自分ではコントロールできないことの2つしかありません。それなのに、自分でコントロールできないことに悩んでいることがとても多い。そして「その誰か」や「何か」のせいで、「自分はできない」とか思っていることも多いのです。だから、自分でコントロールできることだけに集中しましょう。上司、部下、同僚、ご主人、子供、他の人に何かをやってもらおうと思う前に、自分ができることをやる。それに集中していきましょう。

1人暮らしをする

もし一度も一人暮らしをしたことがないっていう人がいたら、ぜひ一度やってみることをお勧めします。両親への感謝の気持ちが沸いてきますし、誰かが一緒にご飯を食べてくれる、会話をしてくれるって本当に大事なことだと感じることができます。

1人で旅行する

国内でもいいですが、できれば海外が私はオススメです。私は、学生時代にマルタ島に短期留学していたのですが、その時に一人でシチリア島に旅行したことがありました。宿も何も決めずに行ったのですが、英語が公用語のマルタと違ってイタリアは英語が通じない!!身の危険を感じることもしばしば・・・鼻血が出るくらいのショックやストレスがありましたが、どこでも1人で生きていけそうと思わせてくれました。バックパッカーは、これをずっとやってるのか~と思うと私は尊敬の眼差しです。

日本人女性が独立起業する時の強み

いかがでしょうか?自尊心、自立心を強くする方法、ご自身ができることからぜひやってみてくださいね!ここで、最後に、日本人女性の強みについてお伝えしたいと思います。

気配り、コミュニケーション上手という意味では、日本人女性のポテンシャルは世界一ではないかと思います。ビジネスは、相手の問題解決です。

相手の問題がどこにあるのかがわかれば、そこに対する解決策を提案するだけなのですが、相手の問題がどこにあるかを教えてもらうにはまず「信用」を得る必要があります。

ハーバードビジネススクールの教授(ごめんなさい、お名前忘れてしまったので、調べたら更新します!)は「信用」を得る3つの要素を定義しています。「本心」「論理」「共感」です。

  1. 本心は、「ありのままの自分で、本当のことを言っているかどうか」
  2. 論理は、「結論及びそれを支える根拠があるかどうか」
  3. 共感は、「相手と向き合い、相手の話しをしっかり聴いているかどうか」

この3要素のうち、特に「共感」の部分は、日本人女性が得意とするところではないかと思います。相手の話しに耳を傾け、相手の問題は何か、相手の悩みは何か、相手の求めていることは何かをしっかりと理解することで、「共感」を生むことができます。

「空気を読む」とかアメリカでは言葉として存在しないので、日本の高等コミュニケーションテクだと私は思っています。

以上、生産性の概念、日本人女性の生産性に関する記事のご紹介、自尊心、自立心を高める方法、日本人女性が独立起業する時の強みについてご紹介してきました。

1度きりの人生、ぜひ迷っているのであれば、自分の理想のキャリアにチャレンジしてくださいね!

10日間でフリーランスとして活躍する能力を掘り起こす方法