こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。
日本人は中学校で最低3年、高校でも3年やった人は、合計6年も英語を勉強しているのに全然話せない!といって英語が苦手、自信が持てないという人が非常に多いように感じます。
私としてはとっても悲しいです。。。
なぜなら、言葉は本来、人とコミュニケーションするためのツールであり、楽しいはずのものなのに、それに対して「単語の暗記」「文法」といったとにかく勉強していても全然面白くない方向に仕向けられている気がするからです。
私は、英語を大学の入試に採用していることが間違っていると思っています。そのせいで、採点しづらい会話ではなく、単語や文法の勉強が重要視されてしまいます。
では、どうしたら英語が話せるようになるのでしょうか?
それは、自分が話したいと思ったことを相手に伝えようとすること。
そのためには、必要な単語を調べて、実際に発音し、相手と会話してみることが必要になります。
だからよく、言葉を勉強したければ、その国の人を恋人にしましょう!と言いますが、まさに相手に自分の気持ちを伝えたくてしょうがない!相手が何を言っているのか理解したい!という熱い衝動から、自然と勉強する力が湧いてくるわけですね。
とにかく、会話です!!楽しくおしゃべり!!
ビジネス英語であれば、実際に自分がクライアントと話す場面を想定して会話をイメージしてみましょう。レッスンを受けるのであれば、実際にその場面を会話形式で発音してみましょう。
今は、グーグル翻訳も非常に精度が上がっており、日常会話レベルであれば何の問題もありません。ぜひ、自分の言いたいことを日本語で入力して、英語で発してみてください。
発音なんて下手でもいいんです!文法も多少間違っていてもいいんです。
とにかく、相手に伝えるという思いを忘れないでください。
ドイツやデンマークの友人とは英語で話すのですが、彼らの英語はとっても流暢です。どこで勉強したの?と聞いたところ、学校で普通に勉強しただけだよとの回答。内容を聞いたら、会話やディベートが中心でした。
日本も早く大学の入試から英語なくして、人とコミュニケーションが取れるようになるための英語の授業をしてほしいなと思います。