先日、久々にイベントMCの仕事をさせていただきました。会場とオンライン配信の掛け合わせで、総勢600名ほどの申し込みがあったので、緊張感たっぷりでした。
ウェディングMCの時は多くても人数がこの半分くらいだったのと、オンラインも同時というのがトラブルがあったらどうつなこうか…と不安もあり。しかし、スタッフの皆さんの素晴らしい対応により大きな事故もなく、スムーズに最後まで進行できました。
朝から晩まで1日のイベントだったため、当日はサポートMCが2人一緒に入ってくれました。
ただ、初めてMCをやるということで、MCの仕方などをお伝え。MCって実は色んなことを同時にやってることに気づきました。
人に教えるって難しいですが、自分の振り返りにもなり、それらを含めて書き留めておこうと思います。
声による会の進行
声の抑揚、声の大きさ、声のトーン、話すスピード、話す内容、声を使ってイベントを進行していきますが、細かくわけると以下のようなことをやっています。
会全体の雰囲気作り
人の動きの誘導
人の目線の誘導
拍手の誘導
会場の盛り上げ
照明や映像スタッフへの合図出し
トラブル時の間をつなぐ
タイムキーピング
適切なタイミングでの情報伝達
特に会の雰囲気は、MC一つでガラッと変わってしまうので本当に大事だなと思っています。
明るく元気な会なのか、
落ち着いた雰囲気の会なのか、
それぞれのイベントの主旨や集まった人たちの様子を見ながらイベントを盛り上げる、
そこはMCの腕の見せどころですし、やりがいのあるところだと思います。
ファシリテーターとしての配慮
ファシリテーターとしてトークセッションでも色んな方のお話しを伺ったのですが、
こちらはいかに面白い話を引き出せるか
聞き手にとってわかりやすいか
全員がなるべく平等に話せているか
会場からの質問にも答えられているか
話しのまとめ
など配慮しつつ
私自身や会社の伝えたいメッセージの発信も
同時にするのがけっこう大変でした。
テレビなどを見ていても、ファシリテーション上手な人はうまく話しをふったり、まとめたり
簡単そうに見えてけっこうやることが多いなとやってみて気付きました。
励みになる嬉しい感想
オンラインの方への配慮など反省点は色々ありつつも、ウェディングMC以来、自分にとっても大きな学びと経験をさせてもらえるイベントでした。
イベント前の調整や準備も入っていたのでそれも含めて主催者、スタッフの方々、参加者からも以下のような感想をいただきました!
白木さんの安定のパフォーマンスのおかげでイベントが進行できました
白木さんの進行が素晴らしく、オンラインで聞いていて絶賛していました。心が豊かになるステキなイベントでした。
イベントのファシリテーションを見て、私もあんな風にファシリテーションができるようになれたら…と密かに憧れていました
声、テンポ、スピード全てが素晴らしいナレーションで、司会進行に全くの不安がなく私たちは安心して撮影することができました!
白木さん、鬼の調整力と圧倒的な安心感でした
安心や安定という言葉をよくいただくのですが、皆さんがそれぞれのパフォーマンス最大限発揮できるように、最高のパフォーマンスができるようにサポートすることが私の役割であり、やりがいだと思っているので、とても嬉しかったです。
リアルイベントの良さ
会場でやるリアルイベントはコロナになって激減していますが、やはり顔が見える、直接拍手がおくれるって素敵だなと思いました。
そこには、オンラインでは伝わらない熱量があり、エネルギーがあります。
会場が盛り上がれば、ステージの上も盛り上がる。
ステージ上の人たちが一方的に何かを発信しているわけではなく
観客からのエネルギーを受け取って
ステージ上でさらに大きなエネルギーが生み出される
私は観客も一体となってイベントが成立していると感じています。
オンラインももちろん便利でメリットがたくさんですが、私はリアルなイベントが大好きです。
家族の支えあってこそ
今回は、家族もたくさん支えてくれました。
朝早くから夜遅くまでだったので、生後5ヶ月の息子は哺乳瓶で母乳を飲むことにチャレンジ。
ただ、ボイコット気味だったので、ホテルの会場まで主人が連れてきてくれて、イベントの合間に授乳してました(笑)
夜は、お腹すいた!!!と泣き通しだったようで、主人も一日中、面倒みてくれて本当に感謝でした。
上のお兄ちゃんも「おかえり、ママ〜もうお仕事ない?終わった?」と夜家に帰ると駆け寄ってきてくれました。ちょっと寂しそうでしたが、「ちゃんとパパの言うこときいたよ!」とお兄さんぶりを発揮してくれていたようです。
私がやりたいように仕事ができるのは、支えてくれる家族があるからこそです。(主人はもう嫌だと言ってましたが、笑)
また、MCをやらせていただく機会があったら、精一杯頑張りたいと思います。