先日バンクーバーで行われたAIのビジネス活用に関するイベント” A practical approach to AI for Businesses”でKPMG、Microsoftの社員とSFU大学の教授によるパネルディスカッションを聴きました。

AIと聞くと皆さんChatGPTをイメージすると思いますが、実はもっともっと前からテクノロジーとしては存在しています。(AIという映画も話題になりましたよけ!)ChatGPTの革新的なところは、難しいプログラミング言語を扱えなくても誰でもがAIを使えるようにしたということです。

そして、この一般人がAIを使えるようになったことはかなり破壊的なことで、活用方法は無限大にあります。

なぜならAIはアイデア次第でビジネスのどの部分、どんな業界でも活用できるからです。

私が1番面白いなと思ったのが、コンサルタント2チームに一方は従来のコンサルのやり方、もう一方にはChatGPTを渡したところ、成果物のクォリティ・時間・数、全てにおいてChatGPTを使ったチームが上回ったそうです。しかし、何より良かったのが、チームの中の能力の低いメンバーの方がよりChatGPTの恩恵に預かり、パフォーマンスがアップしたということ。

つまり、ChatGPTの活用が組織全体のベースアップにつながり、仕事の質が上がるということです。例えば、AIが会社の理念や事業計画を理解した上であなたのメールボックスの大量のメールの中からどれを優先的に読むべきかを判断し、それに対する返事の下書きまで書いてくれるとしたら?メールの返事の書き方に悩む、言葉遣いや綴りの間違いを気にするなんていうストレスからも解放されます。

SFU大学では、生徒に活用方法を教えるカリキュラムがもう既に組まれているそうです。ChatGPT禁止!としているところもあるようですが、リスクを理解した上で使いこなすことができればそれは何よりも強い武器になるし、時代の流れに逆らうのもおかしな話しだと。

MicrosoftはOfficeにChatGPT を加えたCopilotをリリースしますが、これがでできたらExcelの関数の知識とか本当に必要なくて、どんなことをしたいのか?を伝えれば良いだけになります。

働き方がガラッとかわり、ChatGPT をはじめとするAIツールをいかに使いこなせるか?が今後求められる能力の一つになりそうですし、組織としてもAIをどこでどう活用していくかは重要な判断になってくると思います。

海外ではプロンプトエンジニアの給与が鰻登り!というニュースもよく聞くのでインターネット登場、スマホ登場に続いて大きな破壊と変革期を迎えようとしていますね。

常にテクノロジーに踊らされる側ではなく、活用例を作っていける側になりたいなと思います。