こんばんは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。
私はよく口の中を噛んでしまい、そこが口内炎へと発展し、辛いものや酸っぱいものが沁みてイタイイタイってなります。
口の中を噛むのは、しゃべりながら食べたからだーと思っていたのですが、うちの父曰く、「体調が悪いから噛むんだよ」。旦那曰く、「普通噛まない。ってか社会人になってからは一度も口内炎になってない。」と、意外な反応。つまり、これは私の体調が悪い時のパターンであり、体が調子悪いよ~と合図を送ってくれているわけですが、みんながなるわけではないのだということに最近になって気づかされました。
英語ができないは思い込み
これはあくまで一例ですが、けっこう自分の「思い込み」や「当たり前」というのは他の人と違ったりしますよね。協調性のある日本人同士、ましてや家族でもそうなのですから、異文化の人同士だったらなおさらこの「思い込み」や「当たり前」は違ってきます。むしろ、同じだと思う方がおかしいのです。
さて、この「思い込み」、けっこう自分に呪縛をかけているな~と思うことがあります。私は「英語がわからない、話せない」とか。
例えば、Aさんが外国人に話しかけられた時の話し...
外国人: ″Can you speak English?”
Aさん: ″No, I can't.”
外国人: ″Where is Tokyo station?"
Aさんは、Noって言ってるのに、そのまま外国人が英語で話しかけてきて困ったと言っていました。
さて、この会話を見て、皆さんなぜその外国人が英語でAさんに話し続けたかわかりますか?そうなんです。Aさんはしっかり、英語で″No″と答えてしまっているわけですね。しかも、最初の質問の英語もちゃんと聞き取れているわけです(笑)
全く英語が理解できなければ、最初の段階で「は?」とか「え?何ですか?」とか日本語が出てきちゃうはずなんですよね。
そう、「英語が話せない」というのはAさんの思い込み。日本人は得てして、「完璧に話せないと話せるとは言えない」と考えている人が多いのですが、少しでも話せればそれは「英語が話せる」と言ってもいいのではないでしょうか?
(けっこう外国人に、Do you speak Japanese? と聞くと、Yes‼ Konnichiwa! Arigato! なんて言われたりします。多分、この2語しか知らないけど・・・(笑))
英語が少しでも話せるなら「英語ができる」
物事は、ポジティブとネガティブ両方から捉えることができます。
- 少しでもできるなら、それは「できる」に入る(ポジティブ)
- ある程度完璧にできないのなら、それは「できない」に入る(ネガティブ)
言葉はコミュニケーションの道具です。もちろんビジネスでは、ある程度の専門用語の理解などが必要ですが、日常会話ならば中学レベルの英語で十分対応できます。ぜひポジティブに、「自分は英語を話せる!」と思ってみてください。
これから、2020年の東京オリンピックに向けて外国人観光客も増えてきますよね。そんな時、頑なに英語ができないと思い込んで話さないのではなく、発音や文法の間違いなんか気にせず、相手が何に困っているのか、何を求めているのかを理解しようと思っていれば、自然と会話ができるはずです。
せっかく英語を長年勉強しているのだから、もっと人とのコミュニケーションを楽しむ。「話しかけられたら、ラッキー!!」というくらいで楽しんでもらえたらいいなと思います。