カナダに来て1ヵ月以上が経ちました。
上の子(5歳の学校がまだ決まらないので、何か運動でもさせようかなぁと思って日系カナダ人博物館の掲示板を見ていたら、日本人向けのサッカー教室がありました。
早速日曜日の体験授業を受けて、なんだか久々に日本語ばっかりの日本人に囲まれた環境で主人も上の子もとても楽しそうだったので入会することにしました。
そこでいろんなお母さんやお父さん達と話しをして、どのような形でカナダに住むことになったのかって言うのを聞いているととても面白いです。
ワーキングホリデーで来てそのまま移住しましたって言う方、大学をこちらで卒業したのでそのままこちらで就職しましたと言う方、仕事できていると言う方、ほんとに皆さんそれぞれです。
ただ、もう何年も住んでいるけど英語全然できませんて言う方もいて、お仕事は何をしているのかと思ったらご自身でこちらで日本人向けのビジネスを開業されたりしていました。
その時に感じたのは、「英語ができない」と言うのは海外、少なくともカナダにおいてはそれがいけない理由にはならないなぁと思いました。
本当に海外に住みたいとか、海外でビジネスをしたいと思ったら、もちろん英語ができた方が有利ではありますが、英語ができないことが挑戦できない理由ではないのだと。
私は、日本が大好きですが、政治、大学受験の仕組み、就活、くだらない話題ばかり追いかけるお昼のテレビ番組が大っ嫌いです。
暗記型・インプットオンリーの英語教育(少なくとも私が受けていた時の)も大嫌いです。
就活が変わって、大学受験の仕組みが変わらない限り、英語教育は変わらないと思っています。
そりゃ実践的な英語、つまり言語なのでコミュニケーションの仕方を学んでないのだから海外に行って通用するわけがないです。
日本の英語教育を受けていると、どんどん自信がなくなります。こんなに勉強しているのに、英語ができない…って。
私も大学の専攻を選ぶ時、英語くらいしかできないし、他のことは自分にはできなさそうだから英語専攻を選びました。
今の私なら、大学なんて自分の知らないことを学びに行く場だし、もっとチャレンジしなよ!と言ってあげたいところですが、当時の私はなんだか色々と自分にできないことばかりが目についてしまい新しいことにチャレンジする自信がありませんでした。
実際、英語を勉強したこともない他国の人たちだってカナダに移住していたりします。もちろん事情は異なりますが、英語ができなくてもなんとかなるという状況を見ています。
だから、本当に海外に行きたいと思うなら、英語ができないことを理由に諦めないでほしいなと思います。