YouTubeで今日、timeleszの記者会見を見ました。STARTO ENTERTAINMENTが猪俣周杜さんとの専属契約を解除したと発表し、残る7人が取材に応じて、ファンや関係者に向けて自分の言葉で謝罪をしていました。ご本人たちは相当な心労だったと思いますが、質疑応答にも誠実に向き合った、良い会見だったと感じます。

私がtimeleszを知ったのは、オーディション企画のタイムレスプロジェクトでした。

オリジナルメンバーが参加者一人ひとりに真剣に向き合い、参加者同士も切磋琢磨しながら絆を深めていく。苦しい判断もたくさんあって、涙も笑顔も、人生を切り拓いていく姿に心を動かされました。事務所に頼るだけでなく、自分たちで考えて、行動し、こんなにすごいことをやっているのだと、覚悟を感じて、それから応援しています。

だからこそ、今回の件は今でも信じられない気持ちです。菊池風磨さんの仰っていた通り、なぜ、仲間やファンの顔が浮かばなかったのだろう。私もそう思ってしまいます。

ただ、事件を起こしてしまった本人の心の中は本人にしか分かりません。被害に遭われた方は、想像するに、本当に恐ろしい体験だったと思います、心身ともに穏やかな日常を取り戻せることを私も願っております。

ついつい、広報の目線で見てしまう

こうしたニュースを、私はつい癖で危機管理広報の目線で見てしまいます。今回、対応として良かったなと感じたことが三つありました。

一つ目は、順番とスピードです。逮捕の当日の夜に事務所が公式に発表し、被害を受けた方へのお詫びと、謹慎、活動休止を伝えました。その後、本人への聞き取りと事実確認を行ったうえで、契約解除を決め、その翌日にはメンバーが取材に応じています。時系列がしっかりと整理された上で、事務所の発表もなぜこの判断に至ったのか、メンバーではなく事務所の判断であることなどをしっかり明記し、スピード感を持って対応していることは非常に良かったと思います。

二つ目は、誰を一番に考えているかが、言葉から伝わってきたことです。7人それぞれが、まず被害に遭われた方のことを口にしていました。自分の悲しさや悔しさがあることはもちろんですが、被害に遭われた方の気持ちを最優先するべきだと話した場面が、特に心に残っています。

三つ目は、自分の言葉で話していたことです。もちろん記者会見なので、途中からメモを見ながら発言していましたが(そこもしっかりと断りを入れていました)、その前のメンバー各々のコメントは用意された文章を読むのではなく、怒りも悲しみも涙も、そのまま見えました。質問にもしっかりと丁寧に向き合っていて、逃げずにここに立っているという姿勢が伝わってきました。これまで自分たちの言葉で伝えられず、不安なままお待たせしてしまったことにも、謝っていました。

行為そのものは芸能人以前に人として許されないとはっきり線を引きながら、ともに過ごした仲間への複雑な思いも隠さずに話していました。

きれいにまとめようとせず、揺れる気持ちをそのまま見せたところに、誠実さを感じました。

timeleszは、いつも自分の言葉で向き合ってきた

思い返すと、timeleszはこれまでも、逆境のたびに自分たちの言葉で世間と向き合ってきたグループなのではないかと思います。グループの形を変える決断も、新しいメンバーへの厳しい声も、そして今回も。それができる若者たちは、本当にすごいなと思っています。

声にならない応援も、きっとたくさんある

ネット上には、心ない言葉も飛び交っています。誹謗中傷は、もちろんつらいです。でも、言葉にはしなくても、静かに応援している人は、きっとそれよりずっとたくさんいます。目に見えないだけで、その応援は確かにそこにあると思います。

乗り越えられない壁は現れない、と言います。今回の壁も、7人なら乗り越えていける。これからも自信を持って、信じた道を進んでほしいなと感じました。

最後に

トラブルは、起きないに越したことはありません。でも、どれだけ気をつけていても、起きてしまうことはあります。大切なのは、そのときにどう対応するかです。

トラブルがあった時の対応こそが、その後の信頼につながる。今回のニュースを見て、改めてそう感じました。