こんにちは、白木賀南子です。PR、マーケティング、営業と自社のサービスや商品を相手に伝える仕事をしている方がよくぶつかる壁、それが「自信を持って伝えられない」ということではないでしょうか?
私もわりとポジティブに見えて、根が真面目というかちょっと理屈っぽいところがあるので、実はそういう経験があります。なんとなく、自分の会社に自信が持てない、自社のサービスが本当にお客様の役に立ってるのかな・・・と。
そうすると、お客様との会話の節々で自信の無さが出てしまって、決まる案件も決まらないんですよね。
最近私が改めて大切だなと思っていることがあります。
それは、サービスや商品に対する「確信」を深めること。
これが根底にないと、結局うまくいかない。
なぜなら、伝えている本人が確信を持っていなければ、そもそも相手にその会社やサービス・商品の良さは伝わらないからです。
なぜ「確信」が大事なのか
- 本当にお客様の役に立つサービスだと確信しているか?
- 本当に良い製品だと確信しているか?
確信がないと、伝わるエネルギーが全く違います。
これは絶対成功する!これは絶対世の中をよくする!これは絶対お客様の役に立つ!この人・この会社が有名になっていないなんておかしい!
そう思っている営業は売れるし、PRもマーケティングもうまくいきます。
結局、人は人から物を買います。人から情報を受け取ります。
だから、伝える「人」が大事なんですよね。
会社やサービスに対しる「確信」を深める方法
確信はどうやったら深まるのか?
1つは、自分の会社・サービス・商品が誰のどんな役に立つのか?どんな課題を解決するのか?誰をどう幸せにできるのか?を洗い出してみること。
まず1人で出してみて、チームメイトがいるならチームで持ち寄って話してみる。
完璧な会社も商品もありません。なので、この時はできていないことや欠陥を挙げるのではなく、良い部分、ポジティブな部分にだけフォーカスします。
次に、その会社・サービス・商品の未来をみんなでワクワク妄想する!
- これが売れたら、世の中こんな風になるよね!
- これが浸透したら、みんなめちゃくちゃ喜ぶ!
- これは世界変えちゃうんじゃない!?
そんなワクワクしたエネルギーを持って担当者が仕事をしていると、「え、何この会社?」「このサービスそんなにすごいの?」と勝手に興味を持ってもらえたりもします。
本当に欲しいと思っているお客様やメディアを探す
次の段階は、伝え方。一方的にテンション高く、良さを押し付けてもNG。
必ず、相手のニーズが先です。
- 相手は何を課題として抱えているのか?
- 相手は何があれば喜ぶのか?
- 相手は何を実現したいのか?
本当にそのサービスや商品を欲しい!と思っているお客様やメディアを選定してアプローチする、マッチングですね。これはそんなに簡単ではありませんが、リサーチを重ねてチャレンジしていく必要があります。
どんぴしゃで当たった時は、めちゃくちゃ嬉しいものです。だって、相手は「待ってました!」と言わんばかり、喜んでくれるわけですから、この成功体験をたくさん積むことも確信が深まって良いループに入っていきます。
話せば話すほど確信が深まる
ここまでできたら、あとは行動あるのみ!人に話せば話すほど、伝え方も上手になりますし、良いフィードバックをもらえば確信も深まります。
逆に、悪いフィードバックをもらったら、それを次回直せばいいんです!
私はデジタルマーケティングもやりますが、SNSやブログなどオンラインではわからないことが人と会って話すとすぐにフィードバック(顔の表情や声のトーンを含め)がもらえるので、人と会うことも大事にしています。
なるべく、アポイントを取る。なるべく自分が直接お伝えする機会を作る。
まとめ
いかがでしょうか?まずは、自分が確信を深めること!それが一番大事です。友達や家族にもその会社やサービスを絶対いいから!と伝えられるくらいの確信。それさえあれば、皆さんのワクワクは人を巻き込む力になっていきます。