広報PRをする上で、大事なのが自社の強みを整理して言語化しておくことです。

USPとは〝Unique Sales Point”の略です。

商品やサービスの特徴を伝えることはどんな立場であっても必要だと思いますが、伝え方が人それぞれだったり、そもそも特徴として自社の強みが伝わっていない内容だったりします。

なので、言語化しておくことは認識合わせをするためにとても大切です。まずは書き出してみましょう。

まずは書き出してみる

いつも話している、思っている特徴をまずは書き出してみましょう。可視化してみることで整理しやすくなります。

私はよくマインドマップのように紙に書き出しますが、パソコンで箇条書きにしても良いと思いますし、やりやすい方法で良いと思います。

何でどのような変化をお客様にもたらせるか?

その中でも、お客様に対して「何で」「どんな変化」をお客様にもたらすことができるかを見つけてみましょう。

もし、それが含まれていなければ、考えて追加してみましょう。

他社にはない独自の特徴は何か?

お客様に選ばれた実績があるということは、何か自社にしかない特徴があるから他と比べて選ばれる理由があったということです。

他社との違いは?独自の技術やサポートは?

商品そのものでなくても、アフターケアやその他のサポートが充実しているといった付加価値でも良いと思います。

整理してみる

お客様の変化や他社との違いが出たところで一度整理してみます。

すると、最初よりもはるかに特徴が浮き彫りになり、USPが明確になります。

共有してアップデートし続ける

ただ、完璧を目指すというより現時点で可視化できたことをまずは良しとするのが良いです。

これを他の人にも見せて共有し、一緒のブラッシュアップしていきます。

特に、経営陣に加えて営業・販促・マーケティング・広報PRに関わる人たちはこの共通認識があるだけで意識が変わります。

ぜひ定期的に見直してみてください。

USPを発信する

営業であれば商談で、マーケティングや広報であれば各企画や提案時などにこのUSPを盛り込むようにします。

外に発信することでお客様の、反応が返ってきます。良くも悪くも!

発信していかなければ何もわからないので、とにかく現場でのフィードバックや結果をたくさん集めて、USPをより強力で伝わりやすい内容にしていきます。

整理された共通認識のもとに発信し続けていると、徐々に売り上げアップにつながっていきます。共有してアップデートし続けるステップとの繰り返しですね。

最初は骨の折れる作業に感じるかもしれませんが、大切なことなのでぜひやってみてください。