先日の月曜日はカナダの祝日だったので、1週間があっという間に過ぎた気がします。天気の良い日も増えてきて、春が近づいているのを感じますが、下の子どもらはまた風邪をひいてるのだ季節の変わり目には体調を注意しないとですね。

さて現在、カナダ企業のプロダクト開発をやっているのですが、製造工場のある中国が旧正月でおやすみだったので進捗がなく時間が少し空いてしまいました。そこで、新商品のプレスリリースを書きたいと提案したところ、書かせてもらえることになりました。

今回は、私がプレスリリースを書く時の手順をご紹介します!

情報収集

商品に関する情報収集を行います。商品の説明、USP(差別化ポイント)、お客様の声、会社のストーリー、実績など、プレスリリースのベースとして必要になる情報を集めます。

今回は、会社のホームページ、社長のインタビュー動画、商品ページ、商品マニュアル、パッケージ、社内資料などから集めてきました。過去に取材された記事などがあれば、それも参考になると思います。

他社リリース調査

他社の新製品リリースを調査して、必要な項目や構成のヒントをもらいます。ある程度の構成は頭の中で決めてはいるものの、他社のプレスリリースを参考に良いとこ取りをするとより良い仕上がりになります。

命のタイトル

いつ、誰が、どこで、何を行うのか?を簡潔にわかりやすくタイトルに盛り込むことは、日本語だろうと英語だろうと変わりないと思っています。

ストーリーを大切に

基本構成は、課題に対してなぜこの商品を作るにいたったのか?のストーリー、実績やお客様の声などを盛り込みます。特に私はストーリーが誰にも真似できないオリジナリティだと思っているので、そこを中心に作っていきます。特に、ビジョンやミッションの強い会社はこの思いの部分に社会性が現せることが多くあります。

製品会社情報と問い合わせ先

製品の詳細や会社の情報を追加して、最後に問い合わせ先を追加します。問い合わせ先を記載し忘れてしまう人がたまにいるようですが、返答が来るための重要な要素なので必ず入れないといけませんね。

ChatGPTの添削

私は英語表現でもう少し良い言い回しが欲しいなと思ったり、もう少し短く簡潔に書きたい、タイトル案がいくつかほしいなと思った時にChatGPTを活用します。英語でプロンプトを入れた方が良かった頃もありましたが、進化しているAI。今では、日本語でこういう表現を英訳して、と入れてもちゃんと英文で出してくれます。

私はプレスリリース全部を最初からChatGPTに書いてもらうのはあまりオススメしません。やってみましたが、やはり自分が伝えたいと思うことを全部一発で盛り込んでもらうには、細かく指示を出さないといけないからです。

なので必要な部分部分で活用していくのが、良いなと思っています。

ちなみに、日本語でプロンプトを細かく指定して英文でプレスリリースを書いてもらうことはできるので、英語がそんなに得意ではない!という人でもAIを味方につければ全然英文のプレスリリース作れちゃいます。日本語で全部書いて、英語のプレスリリースとして訳してという入力でもOK。本当に言語の読み書きは、AIで事足りる時代になってきましたね。すごい。

再び命の写真

トップ画像選びはとても重要です。今回は新商品だけど、その新商品が使われているライフスタイルがわかるような写真を選定しました。タイトルと写真で取材するかどうか8割決まると言っても過言ではないそうなので、とにかく写真大事です。加工された写真ではなく、そのまま記事になっても良いピンボケしていない解像度の高い写真を選びます。

プレスリリースをまとめるメリット

新商品のプレスリリースをまとめておくと良いのが、その内容を他のコンテンツのベースとして活用できること。製品の解決する課題と特徴をわかりやすくまとめておけば、それを動画、SNS、ブログなどのコンテンツに使い回すこともできます。

ということで、今回作成したドラフトは社長に提示したので、どのようなフィードバックがもらえるか楽しみです。私も英語の表現については、やりながらもっとアップデートしたいなと思っているのでまた日本語のリリースとの違いなど気づいたことがあればまとめてみたいと思います。