アメリカから帰国後の日本小学校の衝撃(文化やコミュニケーションの違い)

こんにちは、前回これまでにアメリカで受けてきた教育について色々と記憶をたどりながら書いてみたのですが、今回は、私が日本に帰国してからの日本の小学校の話しを書いてみます。

一応、前回の記事は「モンテッソーリから現地日本人学校までアメリカで受けた幼少期の教育」ですので、最初から読みたいという方はこちらからどうぞ!

モンテッソーリから現地日本人学校までアメリカで受けた幼少期の教育

日本の小学校はなぜ男女ペアで座らされるのか?

アメリカでは9月はじまりなので、小学校3年生が終わりこれからお休み!というタイミングで日本に帰ってきたら、日本は、まだ3年生の2学期が始まったばかりということで、私は小学校3年生の期間が人より長かったことになりますね~時差みたい(笑)

転校生というだけでも珍しいのに「何やら外人が来た!」みたいな感じだったように思います。ちなみに、東京都調布市の公立小学校に転校しました。

けっこう何もかも違ったんですよね~環境が。

ランドセルはもちろん初めて!
(これはけっこう嬉しかった気がする。カッコいいみたいな。)

歩いて学校に行くのも新鮮!
(車道が狭すぎて、車や自転車が側を通るたびにカニさん歩きをしていました。怖い・・・って。)

昇降口とか、「上履き」に履き替えるのも初めて!
(履き替えているわりに、学校ってそんなにキレイじゃない・・・なぜ?)

そして学校に行って一番びっくりしたことは、

男女の机がなぜかペアでくっついていること・・・

これって今もそうなんですかね?なんでそうなってるかご存知の方いらっしゃいますか?アメリカでは1人1人独立した1列でしたし、男女も別に適当でした。

「なぜ、私はこの見知らぬ男の子の隣に座らなければいけないのか?」しかもすごく不愛想な子で、恐怖でしかなかったことを覚えています。(今考えるとシャイというか、向こうも緊張していたのだと思います。)

席替えとか、誰の隣になるかって「学園天国」でも歌詞になってるくらいだから、全国どこも同じ仕組みですよね。私にとっては、何の意味があるのかさっぱりわかりませんでした。カップルにしたいのか!!??いやいや、まさかね(笑)

そして、みんな見慣れぬ、「お道具箱」というキットを持っているではありませんか!あと、「防災頭巾」!なんですか、これは?(笑)アメリカでは防災グッズは全部学校が用意してくれた気がします(うっすらな記憶、そんなに興味なかったそ)。みんな、それぞれ変な生地(失礼)の防災頭巾カバーみたいなのを持っている!最初、イスのクッションなのかと思いました。

初めて見る和式のトイレ

そして追い打ちはトイレ・・・和式のトイレを初めて見た私は驚愕
「これは、どうやって用を足せばいいんだ・・・」アメリカのトイレは全部様式だったので、ものすごい衝撃でした(涙)

もう小学校3年生にもなると、みんな当たり前のことばかりだから恥ずかしくて聞けなかったんですよね。ましてや、トイレって(涙)

「ねーねー、トイレどうやってやればいいの?」なんて聞いたら、また「えーー知らないの?」って言われそうでね(涙)

できないから、結局家まで我慢するという生活をしばらく妹と2人で続けていましたね。(健康上も精神上もよくないので良い子は絶対にマネしないでください)

妹は年子で1つ違いだったので、お互い気持ちの共有ができたのが、良かった気がします。辛かったけど、なんとなく寂しくはなかった。
(年の近い兄弟ってこういう時とってもありがたいです。いっぱいイジメてごめんね、ありがとう妹よ。あなたは、あの時の私の心の支えでした。)

ということで、色んな違いにかなりの衝撃を受けながら、授業が始まり、早速「お道具箱」の出番!図工か何かで「液体のり」を使うというのですが、アメリカではスティックのりしか使ったことなかった上に、持っていないし、隣の子に借りたいけど、なんて言えばいいかわからないし、超パニックになった私は泣きました。本当に涙が出ちゃって(笑)

先生には、「貸してって言えばいいのよ。」と言われたけど、「あなたにこの私の衝撃の嵐がわかるのか!?むしろ最初から助けてよ!」って思った気がします。先生も何十人も見てられないから仕方ないんですけどね。

↓日本の小学校の時の写真が探せなかったので、アメリカのハロウィンの写真。毎年楽しみでした~私は天使とかシンデレラが好きだった。

掃除の時間の男女抗争

そして、自分で給食当番とか、お掃除当番
「えーー自分でやるのー!?掃除も!?」って思いましたね。特に「雑巾がけ」ってやったことなかったです。人生初の雑巾がけ!

そして、掃除の時によく勃発する「男女抗争」

女子:「ちょっと~男子~ちゃんとやってよー!」

(男子、箒で遊んでる)

女子再び:「ちょっと~!ちゃんとやって!」

男子:「うるせーー!このやろー(女子の髪の毛をぐちゃぐちゃ)」

女子:「きゃー!(女子便に逃げる)」

男子:「待てー!(男子追うけど、女子便という聖域には入れないらしい)」

賀南子の心の声「なんじゃこりゃーーー!?」

っていうか、なぜ男子は女の子に向かってこんなにイタズラや暴言を吐くのか!?アメリカではみんなレディーファーストというか仲良しクラスメートで、お互いを尊重するような感じだったのに・・・この低レベルさというか、子どもっぽさはなんなんだ!
(すみません。本当にこう思ってしまったので許してください。)

「好きな子をイジメる」という男子特有の行動パターンだということを後々知ることになるのですが、どれだけコミュニケーション下手なんだ!?と今でも思います。小学校3年生の時点で、アメリカと日本の子どもでコミュニケーションの仕方に明かな差がありますね。

他者の考えをありのまま受け入れてほしい

この後も、色々な事件が起きます~「小筆の洗い方事件」「生徒会立候補事件」「できると目立ってイジメられる事件」などなど(また時間がある時に書きます。)

最初の頃は、アメリカに帰りたいよ~って思ってました。自分が感じていることを人にもあまり話せず(話すと「変」「違う」って思われるから)、どうにか周りになじもうなじもうと必死でした。

けっこう、子どもが周りに合わせるって大変で、でもそのおかげで「人の反応」「人の顔色」とかを察知する能力が(いいか悪いかわかりませんが)、身に付いた気がします。

日本にいたら″当たり前″なことが、アメリカにいた私にとっては当たり前ではなかったです

日本は島国だし、日本人しかほとんどいないから世界の国の中でもとても特殊な環境だと思います。もちろん、良いところもたくさんあります。同一民族だからなんとなくわかる雰囲気というか、伝わる物というか、共通の土台みたいなものが作り出す空気というか。それは、逆に他の国ではなかなかない。

でも、自分と違う考え方や異なる状況を受け入れにくい雰囲気があるように感じます。

グローバル社会になり、インターネットで様々な文化の情報を得られる時代になり、日本人同士でも、最近は違う感覚を持っている人が多いです。

「他者の考えをありのまま受け入れる」、賛同はできなくても、「あなたはこう思うのね。」と「私はこう思うよ。」という批判や否定といったジャッジをせず、フラットなコミュニケーションができると、安心してコミュニケーションができるし、子どもも大人も、もっと自分らしく生きられるのではないかと思います。

では、今回はこの辺りで!

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