日本のお月見は盛大にお祝いというよりも、しっぽり感がありますが、カナダにいると中国のスーパーではMoon Festival!という感じでけっこう大事感があります。お団子ではなく、月餅(Moon cake)を食べるみたいです。

さて、息子は9月からGrade1という小学一年生になりました。既にキンダーから学校に入っているので、新一年生!という感覚はあまりなく、日本の節目みたいなものがあまりカナダでは感じられません(笑)入学式とかもないので、なんとなく拍子抜けですが、面倒くさがり屋の親にはけっこう楽で良いです。

我が家はバンクーバーの近くのバーナビーという市に住んでいるのですが、この近辺がマンションが立ちまくった結果、学校にわんさか子供が増えているそうで、スタートして1週間は担任もクラスが決まっていないという不思議な状態でした!

こんなボードがあるだけで入学式的なものはありません

日本だったら開始前に全部準備しておくのが当たり前だろう!と思うのですが、カナダはなんというか始まってから順次整えていきますね〜みたいな感じです。

先生も誰かわからない、生徒も誰が一緒なのかわからない、お教室もどこ?みたいな感じでした(笑)さらに、今回からCombined ClassといってGrade1とGrade2のミックスクラスになりました。

ミックスすることで、学力が高い子は上の子たちと学ぶことで成長し、少し遅い子は下の学年の子と一緒になることで自己概念が上がるという説もあるようですが、真意はよくわかりません。

キンダーガーデン2クラスが、3クラスに分かれたようなのですが、なぜかうちの息子だけ同じクラスだったお友達が1人もいないクラスになるという悲劇。しかし、息子は毎日「学校楽しかった!」と言っているので、「コイツならすぐ友達できるだろうから誰も知らないクラスに入れても大丈夫やろ」ってことでクラス分けされたのかなと推測しました。

1週間経ってようやく、息子からの伝言ゲームにより担任の名前が判明。その後、20分ほどの担任の先生との面談がありました。

こちらはカリキュラムというのが日本ほどしっかり決まっていなくて、教科書もないので、本当にあたった先生次第なところがあります。

私たちは、息子の学力の中でも、字が読めるようになるか、本とかちゃんと読めるようになるのか!?というところがけっこう心配のタネだったのですが、今年の先生はReading Staminaをつけるというテーマを掲げているそうで、それは非常にマッチしていて良かったなと思います。

先生によって部屋がそれぞれ決まっており、先生が自分で物を買い揃えて教室を作り上げていきます。うちの先生は今年からこの学校に来た新しい先生だったので、お部屋はまだ絶賛改装中!

しかも、もともと小5を担当していたそうで、ある物がわりと高学年向けなのだといいます。(世界地図とか本とか)なので、小1用のグッズをこれから買い揃えていくのだとか。

この前は「Amazonでラグを買ったのが届いたからみんなで開けて、その上をみんな喜んでコロコロしていました、可愛かったですよ!」と言っていて、なんかのほほんとした雰囲気です(笑)

日本と比べてカナダの先生は自由度が高いなと思うのと、3時に終わったら先生もすぐに帰れる時間外の仕事が基本的にないのが良いなと思います。日本の先生、行事の準備とか部活とか、とにかく大変そう…

まだ1ヶ月ですが、とにかく楽しそうな息子を見て安心しております。