こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。
私は小さい頃にアメリカから日本に転校して、とても苦しい思いをしました。自分を押し殺してみんなに合わせなければならない、欠点を直さなければいけない、仲間外れにならないようにあまり目立たないようにしなければいけない。
日本の学校教育によって苦しんでいる子は、今でもたくさんいると思います。
私の帰国時のことは以下の記事に書きましたのでもしよかったら読んでください。
Contents
アメリカから帰国後の日本小学校の衝撃(文化やコミュニケーションの違い)
こんにちは、前回これまでにアメリカで受けてきた教育について色々と記憶をたどりながら書いてみたのですが、今回は、私が日本に帰国してからの日本の小学校の話しを書い…
子どもの個性や可能性を伸ばしてあげる教育が理想ですが、そう簡単に実現できるわけではありません。私が知る限りでは、「NPO法人 Teach For Japan」は素晴らしい活動をされているので少しご紹介したいなと思います。
教室から社会を変える
私たちのミッションは、「教室から社会を変える」こと。
認定NPO法人Teach For Japanは、独自に採用した人材に研修を行った上で、少なくとも2年間、学校の教師として派遣するというフェローシップ・プログラムを実施・運営しています。
私たちは、教師こそが子どもたちの人生に大きな影響を与えうる存在であり、学校の教室こそがより多くの子どもたちに出会い、支援ができる場所であると捉えています。そしてさまざまな社会課題を、教師の手によって、教室から変えていこうと考えています。
私は教員免許を持っていないのですが、将来的にこのフェローシッププログラムに応募してみたいなと思っています。(確か教員免許なくても応募できたはず)
社会に出て色々な仕事をした経験から学んだことを子どもたちに伝えることで、教科書で勉強するだけでなく、人生を豊にするために必要なことを知ってもらえるのではないかと思っています。
親のマインドも重要
ただ、授業内容や先生に頼ってばかりではダメで、子どもの教育環境を選択する、親の思考も変わらなければいけないと考えます。
- どんな子どもにも何かしら素晴らしい才能があること
- 生まれる前から実は人生の目的・ミッションを決めてきていること
- それを実現するために、自分たちのところに生まれてきたこと
本当かどうかは誰にもわかりませんが、私はこれを信じています。息子はもう自分の中に答えを持っているから、息子を信じて、私はそこにちょっと手を添えてあげようと心がけています。
私が教えられることは本当に少ないというか、私の思考の枠の中でしか教えてあげられません。今生まれてきている子にとって、もう親の考え方は古いのです。だから、親の考えを押し付けず、どんどん外の世界を体験して、色々な人から学んでほしいなと思っています。そして、私自身も子どもと一緒に学び、常に成長とチャレンジを続けていきたいと思います。