こんばんは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。ここ2ヵ月、すごく自分の思考が変わってきたなと感じています。それは、一緒に仕事をする人の影響だと思うんです。一緒に仕事をしたいな~と私が思う人の特徴を考えると、いくつか共通することがあることに気づきました。
ビジョンがある
個人にしろ法人にしろ、世の中をどうしたい、どういう世の中にしたいといったビジョンや理念がなければ、どこに向かっているか、なぜ仕事をしているのかがブレてしまいます。
例え今はまだ形になっていなかったとしても、ビジョンを熱く語り、それに向けて行動している人を見ると、私は「カッコいいな~、この人と一緒に仕事がしたいな~」と思います。その人、その会社が目指す世界を私も見てみたい!私も何か力になりたくなってしまうのです。
周りに還元しようとしている
自分が幸せになるのは当たり前、でも自分の幸せだけに留まるのではなく、お客様や共に働く仲間、経営者であれば社員、自分の直接関わる人だけでなく、日本のため、世界のため、地球のため、そういうレベルで周囲に自分のパワーや利益を還元していこうとしている人は、見ている場所が全然違います。
私も、せっかく自分の時間(命)を使って働くのであれば、世の中が少しでも良くなることに、時間を使いたいと思うのです。
人を巻き込む力がある
ビジョンがあり、周りに還元しようとして行動している人に多くの人が魅了されます。自然と人が集まり、巻き込まれていきます。そして、巻き込まれた人も一緒に上昇気流に乗って成長していきます。人に良い影響を与えるエネルギーがあることは、起業家・経営者としてとても重要なことだと思います。
器用貧乏な私にできることは何か
昔の私は、才能に溢れる影響力のある人に出逢うと、自分との違いにショックを受けたり、自分ができないことを比較してしまったり、一緒にいるのが嫌だと思っていました。
なぜなら、自分は器用貧乏で何も才能がない人間だと思って悩んでいたからです。何か特別に秀でた能力があるわけでもないし、才能が突出しているわけでもない。1つのことに集中して大成したわけでもない。
でも、独立してから思うことは、私はオールラウンダーの参謀タイプなので、トップを走るリーダーの声をいち早くキャッチして、そのために必要なタスクが何なのかを洗い出し、周囲にわかりやすく伝え、実行に移していくことに関しては、器用で視野が広いからこそ力になれるんだということです。
「その人の作りだそうとしている世界を見たい、紡ごうとしているストーリーを読んでみたい」と思った時、私はその人と一緒に仕事がしたいし、私のできる限りの力を提供したいなと思います。
私は、「自分の才能に気づき、自分らしく生きることが当たりまえの世界」にしたいと思って、キャリアアドバイザーの仕事をしています。
もし今から独立・起業したいと思っている人は自分が起業することで「どういう世界を作りだしたいのか、どういう良い影響を世の中に与えたいのか」発信してみると良いと思います。
それに共感してくれ、力を貸してくれる人がきっと見つかるはずですよ。