大学の授業の中で、他の生徒が書いた内容に対してフィードバックをするという課題がありました。

自分の過去の知識や経験からプロジェクトマネジメントの授業に求めることを書くというテーマで、それぞれ最低3人に対して150ワード以上のフィードバックをしなさいとのこと。

私の記述に対しても、何人かの人がフィードバックをくれたのですが、私へのフィードバックというよりも自分のことかな?という内容がけっこうありました。

良い機会なので、フィードバックをする時に私が意識しているポイントを整理しておこうと思います。

良かった点を伝える

相手のアウトプットや行動に対して、良かった点をまず伝えます。

例えば、「〇〇に気づけたことが素晴らしい」「〇〇という行動をとったのがすごく良かった」など、心から良いと思ったことを素直に伝えるようにしています。

具体的な改善点を伝える

こうしたら、もっと良かったかもしれないという改善点を具体的に伝えます。

例えば、先の課題では「自分の知識や経験」に基づいて書くように指示があったにも関わらず、自分の過去の知識や経験に関する記述が一切書かれていない人がいました。

仕事においてもお客様からの要求に答えきれていなかったり、上司の指示通りにリサーチできていないといった場合があると思います。

その時は、具体的にどうしたらより良い結果に結びついたかを伝えます。

私のクラスメイトは過去に仕事におけるプロジェクトマネジメントの経験がなかったから書けなかったのかな?と推測しました。(単に課題の文章を読み飛ばしていただけかもしれないのめ、本来は本人に聞いてみないとわかりませんが)

そのため、「ビジネス経験だけでなく、留学やプライベートで誕生日会を開くといったこともプロジェクトマネジメントのスキルを必要とする活動と捉えることもできるので、何か振り返って過去の経験も共有してもらえたらより良かったと思う」といったフィードバックをしました。

ここは、具体的であれば具体的であるほど、次のアクションにつながるので、相手にとって良いフィードバックだと思います。

共に学び・働けることへの感謝

授業や職場では1人で学んだり、仕事をしたりすることはできません。必ず一緒に学び・働いてくれる人たちがいるから、自分もより良い学びがあり、より良い仕事ができると思っています。

そのため、必ず最後に「一緒に学べることを楽しみにしていること」「期待していること」などと一緒に感謝を伝えるようにしています。

フィードバックの前に

1つフィードバックしてもいい?とフィードバックする前に相手に伝えてからフィードバックすると受け入れやすいです。

相手の成長や改善のためにフィードバックしたとしても、急に指摘をされると快く受け止められない人もいます。

相手を不快にさせないためのコミュニケーションが大切です。

ちなみに、私は仕事においてはフィードバックする側の立場が最近は多かったので、大学の授業ではフィードバックを受けることが多く、久々にとても新鮮で楽しいです。

ぜひフィードバックして、成長してより良い学びや仕事ができると良いなと思います。