カナダに来て、家も決まって生活に慣れて、順風満帆と思っていた時に、なんの悪戯か利き腕を骨折しました。

カナダではファミリードクターというかかりつけのお医者さんを見つける必要があるのですが、もちろんまだいません。

その場合、どうするのか?子どもたちが具合悪くなる前にある意味自分で体験して良かったです(笑)

命に関わるならもちろん救急車!

カナダは911で救急車を呼びます。もちろん命に関わる場合は即呼びますよね。

以前、ニューヨーク旅行中に長男(当時1歳)が夜中に吐いて、全く母乳も水分も飲まず、苦しそうだったので、救急車を呼んだ経験があります。

請求書を見て金額に驚愕しましたが、カナダの場合はいくらくらいかかるのか…MSPという保険に入っていれば恐らくカバーされるのだと思うのでアメリカよりは安心して呼べると思います。もちろん必要な時だけ。

動けるけど救急処置が必要ならホスピタルへ

私の場合、腕の骨折だったので、救急車呼ぶほどではないけど救急処置は必要だったので、近くのEmergency Hospital に行きました。救急の場合は予約は不要で、直接窓口に状況を説明しに行きます。

この時にもMSPという保険制度に入っていればカバーされるみたいですが、ない場合は自己負担。しかも、学生VISAなど今の自分のステータスを示せる書類を持っていないと1000ドルくらいかかります。VISAがあれば400ドル弱くらいでした。

しかし、レントゲン取って、ドクターに診てもらうのに、全部で5時間くらいかかりました…

レントゲン写真を見て説明とかしてくれないのは救急病院だったからなのか?ちょっと自分の腕の具体的にどこがとれくらい折れてるのか気になる(笑)

処方箋が手書きのメモ!?というか、恐らく市販で買える痛み止めだからか、メモなのかな。

お支払いは後日、請求書が来るのでその日はそのまま帰宅。日本だと病院で支払いをするのが当たり前なので、最後病院を出る前に確認してしまいます。

フォローアップは別のドクターへ

整形外科の先生をがフォローアップとして紹介されてその先生のオフィスから連絡があり、診察。

日本との違いは、こちらも処方箋なり指示が手書きメモ(笑)日本だと手書きメモ渡された経験ないので読めないし、驚きです。

とりあえず、2週間後に別の理学療法士さんのところへ行くことと6週間後にまた来てくださいと言われました。

手術するほどの悪い状況ではなく、そのまま骨がつながるのを待つしかないとのこと。

こちらでもレントゲンは見せてもらえず(笑)

理学療法士さんとのリハビリ

リハビリは1回、自己負担で1万円。保険の請求できると思うのでとりあえず安心ですが…

まだ自力で上げ下げはできないので、左腕で支えながらのリハビリ。人間の筋肉って数週間使わないと本当に衰えるのだということをヒシヒシと感じております。

そしてリハビリがとても痛い…90度くらいまで上がる範囲をこれから徐々に140度まで上がるようにしないといけないということで、まだまだ先が長そうです。

ちなみに理学療法士さんは、笑顔の素敵なイケメン、マッチョ、タトゥーが両腕にびっしりの気さくなお兄さんでした。頑張れそうですが、しばらく時間がかかりそうです。

みなさんもとにかく健康第一。足元にはご注意ください。