女性の独立支援制度は何があるの?資金調達アイディアまとめ

こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。

起業しようと思った時にビジネスの規模によっては、資金がけっこうかかるな~と悩んで一歩踏み出せない場合もあるかもしれません。そんな時に知っておきたいのが、支援制度や資金調達の方法です。

この記事では、女性が起業や独立をする際に使える支援制度や資金調達のアイディアをまとめてお伝えします。

資金調達や支援の種類

資金調達でまず考えられるのが、融資、助成金、補助金の3つの方法です。それぞれの違いは以下の通りです。

一方、融資は、返済の必要がありますが、随時受付を行っている上、一定の要件をクリアすれば受けることができ、利率が低い制度が多くみられます。

いずれにせよ、事業計画書の作成などの準備が必要となりますので、専門家に相談することをおすすめします。

融資

  • 返済が必要
  • 利率は融資元によって異なる
  • 申込期間は限定されておらず、随時受け付けている
  • 条件を満たせばお金が借りられる
  • 事業計画書などの準備が必要
  • 金融機関(銀行、信用金庫)が実施

女性起業家向けの融資の制度をご紹介します。

日本政策金融公庫:女性、若者/シニア起業家支援資金

女性、35歳未満か55歳以上の創業者向け(または事業開始後7年以内)に、一定の要件を満たせば設備資金や運転資金などの融資を行ってくれます。

日本政策金融公庫:女性の小口創業を支援(新創業融資制度の拡充)

創業後2期を超えていない人を対象に、無担保・無保証人で融資を行う特例制度ですが、女性の小口創業支援(300万円以内)の場合は、対象要件の「雇用創出を伴う事業を新たに営もうとする方、現に雇用されている企業に6年以上勤務し、同一業種で事業を新たに営もうとする方」という内容が撤廃になっています。つまり、社員を雇う事業でなくてもOKな上に未経験の業種でもOKということになります。

東京都:女性・若者・シニア創業サポート事業

東京都内の女性・若者・シニア創業者であれば、原則対象になる融資制度です。家事代行サービスを立ち上げたいといった場合など、1500万円以内の融資が受けられます。他の地方自治体でも同じような創業サポートをしているところが多くありますので、ぜひご自身の自治体の融資も検索してみてください。

助成金

  • 返済が不要
  • 募集期間が決められている
  • 受給要件を満たしていれば誰でも受け取れる
  • 申し込み書類の提出が必要
  • 国、地方公共団体が実施

厚生労働省:事業主のための雇用関係助成金

助成金は創業時というよりも「キャリアアップ助成金」のように、非正規雇用の従業員を社内でキャリアアップさせるときに申請するような人材育成型の助成金や「女性が活躍しやすい職場環境を整備」するような職場環境を整えるための助成金などがあります。詳しくは、厚生労働省のサイトを参照してください。

補助金

  • 返済が不要
  • 募集期間が決められている
  • 受給要件を満たしていたとしても、受け取れない場合がある
  • 申し込み書類の提出が必要
  • 国、地方公共団体が実施

地域創造的起業補助金

「新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的に、新たに創業する者に対して創業等に要する経費の一部を助成します。」という旧創業補助金と言われていたもの。各年度の募集開始後に創業することと、従業員1名以上を雇うという条件がありますが、これから創業を考えている人には良いと思います。

上記の3つは金融機関や国に対して申請する必要があるため、事業計画や書類の作成に時間がかかります。時間があれば自分で作成することも可能ですが、急いでいたり、確実に受け取りたいという場合は、専門家(行政書士、税理士、社労士)に相談するのが良いかもしれません。

また、昨今では以下の方法で資金調達もできます。確実に資金を受け取れるわけではありませんが、世の中にはあなたのビジネスを支援したい!という人がたくさんいるかもしれませんのでチャレンジする価値はあると思います。

クラウドファンディング

インターネット経由で自分のアイディアを発信し、それに対して人々が資金を提供する仕組みです。Crowd(群衆)とFunding(資金調達)を組み合わせた言葉です。人々の共感を得られるようなプロジェクトのほうが、当然ですが資金が集まりやすいです。いくつかクラウドファンディングのサイトをご紹介します。

Ready for

国内最大のクラウドファンディング。私も被災地の復興支援のプロジェクトなどに資金援助をしたことがあります。「リターン」といって資金援助額に応じてお返しの品などを設定します。DVDや、バッグ、缶バッジなどリターンの内容はプロジェクトによって様々です。

CAMPFIRE

ミッションは、「資金集めを民主化し、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる。」私の個人的な印象ですが、Ready forが復興支援といったボランティアなどのプロジェクトが多いのに比べ、CAMPFIREはビジネスや趣味よりのプロジェクトが多いような気がします。

Makuake

サイバーエージェントグループのMakuake。こちらは、「新たなチャレンジを応援しよう。」というコンセプトで運営しているようで、メディア掲載数もNo.1だそうです。私の見た感じだと、上記の2つよりも「商品の販売」のプロジェクトが多いような気がします。

エンジェル投資家

創業間もない企業への資金援助をしてくれる富裕層・個人投資家のことです。時には、資金援助だけでなく、人脈を活かしたビジネス全般のバックアップなどを行ってくれる人もいるようです。ビジネスアイディアだけでなく、熱意や支援したいと思われる人かどうかといった人間性も重要になってくることは間違いありません。最近では、エンジェル投資家とのマッチングサービスなども出てきています。

ビジネスコンテスト

自分のアイディアを審査員が審査し、優勝すれば賞金がもらえたり、何かしらの支援が受けられますが、開催される期間や団体を調べる情報力と人前でプレゼンする能力が求められます。

資金調達の確度は未定ですが、審査員や聴衆の反応を生で受け取ることができるのと、自分自身のプレゼン能力アップできるという意味ではチャレンジするとプラスになると思います。

資金援助を受ける場合に大切なこと

資金援助を受けるということは、その事業を単なる夢で終わらせるのではなく、きちんと収益が上がるようにしなければなりません。アイディアや熱量があることは当たり前、そこに実現するまでのプロセスが描けていて可視化できているかどうかがポイントになります。

  • 人に必要とされるビジネスアイディアがある
  • 熱意と継続する根性がある
  • 事業計画ができている
  • 収益が上がる仕組みになっている
  • 各種資料や申請用紙が準備をしている

女性が独立・起業する上での支援制度や資金調達のアイディアについてご紹介してきました。特にこれから創業する!という人は、ぜひ補助金など使わないと勿体ないものもあるので、事前に情報収集して計画しておくと良いでしょう。

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