独立する時に大好きなことを仕事にしなくていい理由

こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。
時々頂くのが「好きなことが見つからない」というご相談。特に、これといって得意なことがあるわけでもないし、好きなこともない。けど、このままじゃいけないと思っていて、何かしたいし、フリーランスや起業には憧れているけど、何を自分のビジネスにしたらいいのかわからない。

私も「これがやりたい!」という何か好きな仕事があって独立したわけではないので、とてもよくわかります。でも、そんな私も会社員を辞めて4年が経とうとしています。きちんと仕事を頂き、都内で生活し、外食したり、趣味を楽しんだりするだけの時間やお金を確保することができています。

よく女性が読む独立や起業関係の本は「好きなことを仕事にする」というテーマがありますが、私がお伝えしたいのは、好きなことがないなら無理やり「好きなことを仕事にする必要はない」ということです。

好きなことより、叶えたいライフスタイル

私の場合、器用貧乏なのである程度なんでもそつなくこなせる能力はあるのですが、その分「これ!」という好きなことや特別秀でた能力があるわけではありません。なので、「好きなことで独立しよう」と考えてしまうと、まずその「好きなこと」を作るということが必要になってしまいます。悩みました。なぜなら、好奇心旺盛だから、興味あることはたくさんある!けど、1つに絞るということができなかったからです。

そんな時ある起業家の方に言われたのが、『「全部やりたい」っていうのがあなたの願望なんじゃない?』という一言でした。つまり、私は「結婚して子どもも欲しい、家族との時間も大切にしたい。でも、自分のキャリアとして人の可能性を引き出したり、人が輝くお手伝いをしたい。興味のあることにはチャレンジしたいし、趣味のフラメンコも続けていきたい。これが全部叶えられるライフスタイルを手に入れたい!」ということだったのです。仕事の内容は、あくまで手段であり、実際何でも良いんだと思いました。

私は、時間の自由や仕事内容の自由を考えた時、フリーランスとしてやっていった方が叶えやすいと思ったので独立しましたが、人によっては、「お金を稼ぐこと」は会社の仕事として割り切って、稼いだお金を他に投資して自分の夢や願望を叶えるという選択をしている人もいますよね。だから、「大好きなことを仕事にしよう」と思う必要はないのです。それよりも、自分がどういう人生、どういう価値観を大事にして生きていきたいのかを考える方が重要です。

不器用な人と器用な人の悩み

世の中には、不器用な人と器用な人がいます。実は、どちらも悩みがあったりします。

不器用な人は、何をやるにも時間がかかる、すぐにはうまくいかないかもしれません。自分の不器用さを理解して、人の何倍も努力をする必要がありますが、世の中のほとんどの人が才能で成果を出しているわけではないということを覚えておいてほしいです。不器用な人は、「どうしたら良いか」のアイディアを100個だしたら「100個全部やる!」のです。100個を達成したころには、必ず次のステップに成長しています。そのことに関しては不器用ではなく、人よりもはるかに専門家になっているかもしれません。

器用な人は、「これくらいでいいか」となりがちで、自分の中でも不完全燃焼。なんとなく器用貧乏で1つのことが長続きしないことが悩みであることが多いです。そんな人は、自分が描く理想像はどこで、そこに届くまでには何が自分には足りないのかを洗い出して、謙虚に1つ1つやっていくことです。アイディアを100個書き出したらそのうちの20個が成果に直結している(2:8の法則)はずなので、その20個をやってみましょう。自分が納得できるところまでやる。

どちらの場合も、1人でやるのは苦しいので、誰かにどんどん自分の立てた目標を話しましょう!そうすることで、自分の言葉に責任を持ちたいという思いから有言実行になっていきます。

自分のできること、興味のあることから始める

当たり前かもしれませんが、まずは自分のできることを書き出してみましょう。そして同時に興味のあることも書き出してみましょう。その組み合わせが、自分だけの強みになることがあります。

何事も興味があって続けてみたら、だんだん面白くなって好きになっていくことがほとんどで、最初から好きだ!ということはあまりありません。

文章を書くことだって、私は最初苦手であまり好きではありませんでしたが、読んだ人が感想をくれたり、すごく励まされた言われると、だんだん面白くなってきて、今もこうしてブログを書き続けようと思っているのです。

もし、好きなことを仕事にしなければいけないと思って悩んでいるとしたら、一度その考えは捨てて、自分がどう生きていきたいのかをもう少し大きな枠で考えてみてください。答えはあなたの中にあります。皆さんの幸せなキャリアが叶いますように応援しています。