うちで主人とケンカになる要因の一つが息子への関わり方や言葉遣いに関すること。「そんな言い方しないでよ」と言うと「じゃあなんて言えばいいんだよ」という感じでケンカになることがしばしば。
私もなるべく解決策を出したいと思ってはいるものの、私が言うよりも誰か別の人に言ってもらった方が効果ありそうだよな…と。そこで、本や動画を色々と見た結果、1番良かったのが中田敦彦のYouTube大学で紹介していた「子どものほめ方、しかり方」の本&動画!
もともと、あっちゃんの動画を夫婦でよく楽しみに見てました。これはあっちゃんに代弁してもらった方がいいぞ!ということで、私が主人にシェアした動画の中のポイントと動画のリンクご紹介したいと思います。
そして、見た直後から主人の息子へのコミュニケーションがめちゃくちゃ変わってて、早速やっとる!!とニヤニヤしております(笑)やはり妻にあれこれ言われるより効果抜群でした!あっちゃんありがとう(感涙)
Contents
完璧にできてる親なんていないから自分を責めない
私がちょっと反省したのが、主人を責めるような言い方をしてしまっていたなということ。怒ったり、怒鳴ったり、脅したり、息子に対するコミュニケーションについて私は見ていてイライラするし、嫌な気持ちになるし、「そんな言い方しないでよ」と言ってしまってましたが、どうしたらいいのかわからない人に対してこう言ったら、そりゃ責められてる気持ちになるよね…と思いました。
子どもが産まれて、ママもパパも初めての育児であり、仕事で人を育てる経験をしたことがなければ、なおさら人を育てるためのコミュニケーションなんて考えたこともやったこともないですよね。
だから、ダメな親だ〜とか思わず、みんな最初はダメ親であり、私もダメ妻であり、色々みんなダメダメなんだと思ってほしいです(笑)あっちゃんもそう言っておりました。
だから気づいた時に一つ一つ、改善するようにしていけばいいのではないかと思います。
主人が動画の最初の方を見ている時にものすごく爆笑していて、そんなに笑える内容だったかな?と思って聞いたところ
俺がいたわー(笑)「そんなに動画ばっかり見て、タブレット捨てるぞ!」ってあっちゃんと同じ(爆笑)
とのこと。あっちゃんの状況も自分と同じだったのがめちゃくちゃ面白かったらしいです。
確かに他のご家庭ではどうなんだろう?ってなかなか普段知ることができないので、他の人も同じなんだなということを知ることができる(しかも、あっちゃんは笑いに変えてくれてる)だけでもちょっと安心しますよね。
愛情を賞罰と天秤にかけてはいけない
思い通りに行動してくれないと、ついつい脅してしまったりするのは、親の愛情を賞罰と天秤にかけてしまうことになり、「親の言う通りにしないと愛情がもらえない」と思ってしまうそうです。
ここを理解するだけでもすごく重要なポイントだなと思いました。
息子に大嫌い!と言われても、ママはどんな時でも大好きだよ。と言い続けていましたが、これは良かったのかなと。
あなたはあなたのままで素晴らしい
無償の愛を親は子どもに与えることで精神的にも安定し、自己肯定感の高い子になるのだと私も思っております。
3つのほめ方とたった1つの正解
『自分でできる子に育つほめ方、叱り方』というモンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育の専門家の方が書いた本の中身を動画でわかりやすく紹介してくれています。
ほめ方は3種類あるとのこと。
- おざなりほめ
- 人中心ほめ
- プロセスほめ
皆さんはどれをやってますか?私は全部でした(笑)でも、1番良いのは「プロセスほめ」!というかむしろ他の2つはやらない方が良いとのこと。
おざなりほめは、具体的に中身をあまり考えずに「あーすごいね!」と片手間感が満載のほめ方。特に作業中とか親が何かやってる時に、子どもに話しかけられた時に私もやりがちでした(笑)これは、この人全然人の話し聞いてない、見てくれてないという不信感につながるそうです。
そして、人中心ほめは、その人の全人格を褒めてしまうこと。「いい子だね」とか「賢い子だね」とその子自身を全部褒めてしまうと、それが逆にプレッシャーになってしまうそうです。仕事においても同じですかね。「〇〇さんは仕事できるからね」とか「〇〇さんはミスしないからすごい」とか言われちゃうと、できない自分を見せられない、ミスした時に言えない…となってしまうんですよね。
「エイティー天才!」とか私はよく褒め言葉として使っていたので、これは改善が必要ですね…
プロセスほめは、文字通り、プロセスつまり過程を褒めるということ。結果ではなく、具体的にできたプロセスを褒めることが1番良く、次はもっと良いプロセスをやろう!と思って行動してくれるそうです。
もし、プロセスの具体的な内容や理由がわからなければ質問する!そして、それはYES/NOで答えられるクローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンにして相手のWHYやHOWを引き出すことが大切なんですって!
うちの子も「ぼくの大好きなもの」というテーマで絵を描いてきたので「何を描いたの?」と聞いたら「ぶどう」と答え、「なんで、ぶどう描いたの?」と聞いたら「ぶどうは美味しいから。みどりがマスカットで、むらさきがぶどうなんだよ!」と答えてくれたので、「ぶどうとマスカット上手な描けたね!」と言ったら、とても嬉しそうにしていました。
しかり方の4つのステップ
ほめてばかりで、全く叱らないわけにもいかない!ということで、しかり方にもポイントがあるそう。これはとても勉強になりました。
- 行動をそのまま描写
- 気持ちを伝える
- 影響を伝える
- 提案をする
まず、起きた事実(行動)をそのまま伝える。例えば、「今お兄ちゃんが弟をぶったよね」と。
そして、その次が大事!親の気持ちを伝える。例えば、「ママにとっては2人とも大事な子どもだから、ぶってるの見ると悲しいよ」など。
そして、その行動が引き起こし影響を伝え、改善策の提示をするという4ステップです。
とっても丁寧なコミュニケーションですよね!特に気持ちを伝えるというのはすごくいいなと思いました。
主人が早速、息子を叱る時に以前のように頭ごなしに怒らずに「パパ悲しいよ」とか「パパ心配なんだよ」と言っているのを聞いて、息子が「ごめんなさい」と言ったあとに「パパ優しいね、パパ大好きだよ」と言っているのを聞いて、本当に本当にこの動画を見てもらって良かったなと思いました。
やっぱり関わり方で、子どもの態度も変わるんですよね。これはどんな人に対しても、仕事においても友人関係においても同じなんだと思います。
自分が変われば、相手も変わる。そう思います。
パパになった幸せを感じてほしい
母親は、子どもをお腹の中で10か月育てて、色々話しかけたり、考えたり、徐々に母親になる実家が湧いてきて、実際に産んで、さらに母親になったという感覚ですが、恐らく父親は急に目の前に産まれた子の父親になった!という実感が湧くのに時間がかかるものなのかなと思います。特に3歳くらいになって色々と自我が芽生えて、思う通りに行動してくれないことが、子どもだから当たり前と思っても、どう接したら良いのかわからないことが多いのかなと。
やっぱり子どもはママが大好き!ママがいい!となりがちですが、私はパパ大好き!と子どもに言ってもらって、パパになれた幸せを感じてほしいなと思います。
前は、「パパ、いつも怒ってる」「パパ怖い」と言われていて、それは子ども好きな主人にとってもかなり悲しい出来事だったと思います。だけど、今回この動画を見て、自分のコミュニケーションの仕方を変えただけですぐに「パパ大好き」となったので、本当に良かったなと思います。
ぜひぜひ動画見てみてください!