2022年の8月にカナダに来て、1ヶ月で右肩を骨折。5ヶ月が過ぎ、骨はつながり、リハビリもほぼ終わり、もう病院に行くことはないかな?と思っていたところ、骨粗鬆症の疑いがあるということで再びクリニックへ。

ということで、カナダの病院事情についてその後気づいたことについてまとめておきます。

専門医がお医者さんっぽくない

大きな総合病院以外に開業医がいますが、日本だと独立したクリニックを営んでいることが多いですよね。

バンクーバーでも専門医の先生たちは、自分たちのクリニックを持っているのですが、それがわりとオフィスビルの一角にまとまって入っているような感じです。

下のネームプレートに「205号室はDr.〇〇」といった感じで先生の名前がずらりと並んでいます。

なんとなくクリニックというよりもオフィスのお部屋みたいな感じ。そこに診察台ももちろんありますが、パソコンとデスクもあります。

私のお世話になった先生たちは整形外科と内分泌科のお医者さんだったからか、白衣は着ておらず、普通にポロシャツにチノパンみたいな感じで、ネームプレートをつけているわけでも、聴診器を付けているわけでもないので、一般の患者さんと見分けがつかないです!

話し方も含めて、フランクでカッコいいんですけどね(笑)

処方箋を薬局に直接FAXしてくれる

処方箋が出る場合、パソコンから直接私が指定する処方箋薬局にFAXしてくれるそうです。

印刷してもらって自分で持ち込むこともできますが、既に近くの薬局が決まっているようであれば便利ですよね。

でも伝えてないのになぜ私が行く薬局がわかるのかな?と思ったところ、恐らく私のMSPという保険番号でデータベースから確認できるようになっているのだと思いました。

ちなみに、骨粗鬆症の疑いは晴れました。血液検査の結果、全て正常だけど、ビタミンDの数値だけものすごく低くて、これは日照時間の少ないバンクーバーではよくあることだとか。ただ、妊娠や授乳は骨に負担がかかるので、ビタミンDの数値改善はしておきましょうとのことで、ビタミン剤が処方されました。

6週間毎日飲んで、血液検査して、数値が改善された後は普通のサプリメントを日常的にとってくださいと。

診察代は無料だけど、処方されたお薬は全額負担です。ビタミン剤は23ドル(2300円)くらいでした。

お医者さんがよく電話をくれる

知らない電話番号から電話きたな〜と思っていると「ドクター〇〇だけど、血液検査の結果が出たから連絡したよ!」みたいな感じで、わりとお医者さんがよく電話してきてくれます。

日本だとお医者さんから直接電話が来ることってほぼなかったので、日本と違うなと思いました。(少なくとも東京ではなかった)

いちいち病院に足を運ばなくていいのはとても良いなと思いつつ、先生も忙しいからか朝7:30だったり、夜9:30だったり、ちょっと子育て世帯には忙しい時間帯にかかってきたりするのは出られなくて困るかも…そんな時は、留守電に一言入っていますが。

各家庭にファミリードクターがいるというのが当たり前の環境なので、気軽に電話で相談できるという文化なのかもしれません。

ちなみに、電話問診みたいなものもあって、この場合は日時をスケジュールして電話がかかってきます。

健康に気を使うことで予防を心掛け、なるべく病院にはかかりたくないものの、子供含めお世話にならないわけにはいかないので、これからも色々と新しい発見があるのではないかと思います。

とにかくアメリカよりも断然カナダの方が医療制度的に安心です!