6月ももう後半、バンクーバーは1番過ごしやすい良い季節になりました。小学校は6月末で終わりになり、7月と8月は丸々2か月お休みになります。共働きの家庭は魔の夏休みです。

さて、鬼滅の刃の刀鍛冶の里編が完結しましたね!最後は70分の拡大版ということで、とある人物が助かるってわかってるのに走馬灯のような演出にかなり泣いてしまいました(ネタバレになるのでこれ以上は言いません)

カナダでも人気の鬼滅の刃。こちらでの様子と人気ぶりをまとめてみたいと思います。

英語版の呼び方

英語では、Demon Slayerというタイトルになっています。「鬼狩り」という感じでしょうか。鬼

こういう時、日本語って美しいな〜と思う。「鬼滅の刃」と漢字のおかげで短いのに意味が伝わり、音もいい。英語にすると説明的になってしまいます。直訳すると” Demon Slaying Sword”とかになってしまいます。

登場人物の名前はみんな日本語の名前をそのままローマ字にしています。

十二鬼月はTwelve Kizukiとなっており、上弦はUpper Rank、下弦はLower Rankとなっています。月にまつわる日本の表現の豊かさは残念ながら英語には訳せないですね。

鬼滅が伝える「日本文化」

鬼滅の刃の海外人気で良かったなと思ったところが、市松模様が羽織になっていたり、ひょっとこのお面が出てきたり、日本刀を使っていたり、鼓が出てきたりと、日本の伝統文化が描かれている点です。

周りの外国人の友達に聞くとみんなドラゴンボールとナルトで育った!みたいな人が多かったです。嬉しいのですが、日本感はあんまりないなと。孫悟空とか名前は中国人でもともとは宇宙人だし、ナルトは忍者だけどいわゆる忍者とは違うし(笑)

鬼滅の刃は、鬼と鬼殺隊の存在はありえませんが、大正時代の一般の生活スタイルというのは、わりと普通に描かれているような気がします。

小学校にいるキャラたち

うちの息子が通う小学校には、炭治郎と胡蝶しのぶがいます(爆笑)炭治郎の羽織は遠くからでもすごく目立ちます。

そして胡蝶しのぶの女の子は自転車に乗ってさっそうと私たち親子の横を通り過ぎていきました。

ハロウィンではなく、普段着として着ているのが可愛いし、カナダの学校も服装自由すぎて面白いです。

タイムズスクエアをジャック

刀鍛冶の里編はカナダのNetflixではまだ放送されていないのですが、CrunchyRollという北米のアニメ専門のサブスクサービスでは放送されているようです!

最終回の直前に、ニューヨークのタイムズスクエアのスクリーンを鬼滅の刃がジャックするということが話題になっていましたね。

YouTubeにその様子を公開している人がいました。映像を見ると、ファンの人たちがびっしり!そして、Tanjiro! Nezuko!と叫ぶ声も聞こえます。タイムズスクエアのジャックは一体いくらかかるのか…金額を考えると恐ろしいですが、それほどの人気ということでしょうね。

日本のAnime人気は絶大

日本のアニメはAnimeというジャンルとなっていて、NetflixとかでもAnimeと表示されています。

アニメーションの略がアニメなのに、それが英語圏に逆輸入されているのが面白いです。

ほとんどの人が、子供の頃から日本のアニメを見て育っています。ドラゴンボールはもはや不動の人気ぶりで、先日ショッピングモールでスウォッチのお店の横を通りかかったら、亀仙人の時計が大々的にディスプレイされていました(笑)亀仙人の時計とか日本ではそんなに売れなそうですが…

ナルトもいまだに人気で、この前は校庭にナルトのハチマキをつけてる子がいました。なんか銀の変なプロテクターおでこにつけてるなーと思ったらナルトでした(笑)

アニメとは少し違いますが、息子の友達はぐでたまが大好きで、Do you know Gudetama?と聞かれました。Hello Kittyももちろん大好きなようで、サンリオのキャラクターの人気ぶりも伺えます。サンリオピューロランドとか連れて行ってあげたい。

とにかく、鬼滅の刃はこちらでも大人気!次の柱稽古編も楽しみです。