7月に入り息子からもらった風邪で体調を崩してしまいまして、声があまり出ない白木です。
さてさて、6月末で息子がキンダーを卒業し、2ヶ月もある長い夏休みがスタートしました。
日本でいう学童みたいなところも夏の間はお休みなので、共働きの親はどうしてるのかというと、サマーキャンプに入れている人が多いようです。
我が家の今年の夏のスケジュールも含め、カナダ小学生の夏休みの過ごし方(親目線の切り抜け方)についてまとめてみます。
カナダの夏休みはまるまる2ヶ月
日本と比べてかなり長いカナダの夏休み。7-8月はまるっと2ヶ月お休みです。サマーリード(読書)は図書館が主催していたりするのですが、基本的に夏休みの宿題はなし。我が家は特にキンダーからGrade1になる年なので、本当に何もありませんでした。
日本は勉強+日誌やら自由研究やら宿題盛りだくさんなので比較するとカナダは楽でいいな〜と思いつつ、やはり親としては少し学力に関しては心配になる部分も…
どちらが良いかはわかりませんが、我が家としては少し英語のプリントとか出してほしいな〜なんて思います。「英語忘れないように、YouTubeのこのチャンネル見せて、英語書かせてくださいね!」みたいなことを先生に言われたので、一応やってはいます。夏休みにやったことを英語で日記に書くということをしていますが、なかなか指導が大変です。
さらに働く親は大変。学童的なところは夏もやっているようですが、もともと入るのにかなりのウェイティングリストが…おじいちゃんおばあちゃんがいる人は見てもらったり、それ以外は学校がやっているサマースクールかその他の施設がやってるサマーキャンプに入れてたりします。
我が家もサマーキャンプを調べて申し込みの計画を練りに練っていたのに、予約いっぱいで入れなかった…ということで他の候補を探したりけっこう大変でした。
サマースクールとは
小学校などで夏の間に行われるプログラム。私が住むバーナビーでは全ての学校ではなく特定の学校で開催され、午前は授業的な感じで、午後は音楽やスポーツのように習い事のようなコースになってました。ただ、これも申し込み枠がすぐに埋まってしまうし、2週間くらいで終わりだったり、午前は申込たけど午後は申し込めなかったなど、結局のところ終日預けられる確約はないので、なかなかに使い勝手が悪い感じでした。
残念ながら今年は午前は申し込めたけど、午後がいっぱいだったので、サマーキャンプにしました。
サマーキャンプとは
長いおやすみの季節ごとにキャンプがあります。キャンプといってもテント張って山行くよ!というものではなく、キャンプという名前がついているだけで、基本的には1週間のアクティビティプログラムといった感じです。
地域のコミュニティセンター、大学、お稽古事の教室など色んなところがサマーキャンプを開催しています。
半日と終日があり、半日だとだいたい9:00-12:30が12:30-15:00、終日はそれを合わせた9:00-15:00のところがほとんどです。
ランチは出ないので、おやつと共に持参します。
金額は様々ですが、安いと1週間で150ドル(約1.5万円)で、高いと普通に300ドル超えます。それが8週間あるとすると、300×8で2400ドル(約24万)、全部150ドルのに入れたとて1200ドル(約12万)はかかります。
まぁ、習い事の体験をしているような感覚で色んなところを試せるのは、子どもが何に興味があるのか?を知るのにとっても良い機会かなと思います。一方、繊細な子のお母さんは1週間だとようやく慣れた頃にまた別のキャンプという感じになってしまうので大変そうでした。学校ですら大変なのに…と。
我が家はその点、社交的なタイプなので色々と新しい環境に行けるのは楽しいようです(口では、行きたくないと言っておりますが)
コミュニティセンターのサマーキャンプ
1番お財布に優しいのが地域のコミュニティセンターのサマーキャンプ!これは1週間に150ドル(1.5万円程)くらいで、9:00-15:00で預かってくれます。
ただ、予約が争奪戦でうちもオンライン予約当日にバッチリ準備していたのにログイン全くできず、結果的にうちから15分ドライブするコミュニティセンターのキャンプに1週間申込ができただけ…他はもうあっという間に埋まりました。
今年6歳になる年の子から入れるキャンプだったので最年少になりますが、レゴや工作を楽しんだり、外遊びをしたり、この年齢になるとそこまで手がかからないので、スタッフさん4-5名で30人くらい?をみている感じでした。
しかし、長男(6)は最初の2日は風邪でお休みしたため、3日目からスタート!
1週間以上、我々とお家にいたので新しいところに緊張してしまったらしく、最初は泣いて泣いて帰りたい!と。しかし、若い綺麗なお姉さんリーダーに遊んでもらい、お迎えに行く頃には「楽しかった!スライム作ったんだよ!フレンズ3人できた!」と大喜びでした。(本人の性格上、そうなるだろうなとは予想していました)
1週間のスケジュールは以下のような感じなのですが、これが当日、現地でプリントを見るまで知らされないあたりがカナダらしいなと思いました。行ったらウォーターパーク遊びあったので、本来は水着が必要。日本なら事前に絶対にスケジュールや持ち物をメールでお知らせしますよね。
ウォーターパークは風邪ひいてるからなしねと言ったのに、結局、服のまま入水し、その服を外に干してたらなくなってたらしい…
翌日行ったら、見事にそのままびちょびちょの洋服が外に置いてありました(笑)
日本人はうちの子以外に、お母さんが日本人のハーフという子が1人いたようで、「日本語で話すと英語で返してくれるんだよ!」と報告してくれました。
カナダは話してみるまで、何語ができる人なのかわからないというのはあるかもしれません。長男は日本語ができる人と会うと興奮気味に「え!なんで日本語わかるの!?」とぐいぐい話しかけていきます(笑)
サマーキャンプに子どもを入れる理由
働いている親はもちろん、子どもを預けるためなのですが、我が家はそれ以外にも、
- 英語を忘れないでほしい
- 新しい環境で新しい人たちと触れてほしい
- 新しいことを学んでほしい
- 家でゲームやYouTubeばかりでなく外で遊んでほしい
- 同い年の子たちと遊んでほしい
といった理由から入れることにしました。習い事代だと思おうというのと、もちろん預けないと仕事や課題ができないので(笑)
コミュニティセンター以外に、他に我が家が今年申し込んだのは以下のキャンプです。
- フレーザーリバーディスカバリーセンターという自然科学館のようなところのサマーキャンプ(「川の生態系やサーモンの生態について学ぶ」ということでカナダらしくていいかなとw)
- パルクールスタジオにて、パルクールを教えてもらえるキャンプ
- ダンスキャンプ(午後半日、春に参加してとても楽しそうだったので半日にしては高いけど今季も参加)
- サッカーキャンプ(こちらは日頃参加している日本チームのキャンプ。こちらも半日のみ)
またそれぞれの様子はまとめてみたいと思います。
まとめ
カナダの夏休みは2ヶ月間まるまるなのでとても長いので親にとってはちょっと大変。学童的なところに入れていればよいのですが、そうでない場合はサマースクールかサマーキャンプは必須!しかし、これまた申し込み争奪戦+わりと高額(2ヶ月全部入れたとして最低12万円くらいかかる)なので、そこも頭の痛いポイントです。ただ、子供にとっては新しい環境・友達に触れ、新しい体験を通して様々な経験値が身につく良い機会。習い事のお試しみたいな感覚で色々試してみるのも良いと思います。
私もまだまだ調査中なので、もしかすると学童的なことをやっている地域や場所もあるかもしれませんし、サマーキャンプも1週間単にではないものもあると思います。情報お持ちの方はぜひ教えてください!