IT企業会社員10年→独立→出産「仕事と子育てを両立するポイント」

こんにちは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。

 

独立と出産、仕事と子育ての両立、周りにやってる人がいないなら、自分がやってみればいい!私も最初はできるか不安でしたが、ぜひ諦めずにチャレンジしてほしいし、頑張っている人は応援したいと思います。

会社を辞める気なんて全然なかった

大学時代、部活にばかり没頭していた私は、就活することになって、特になりたい職業も、行きたい会社もありませんでした。そこで、業界を絞らず、自分が苦手だと思う業界も含めて多くの会社の説明会に行ってみました。そこで自分が絞り出せた答えは「人からありがとうと直接言ってもらえる仕事、お客様の声を直接聞ける仕事がしたい」という点と、「英語はできるからもう一つこれからはパソコンができれば潰しがきくだろう」という点でした。結局、内定をもらったITの会社に就職しました。入社してみると、給与も悪くないし、責任ある仕事を早くから任せてもらえたし、社風(なんと社内に犬がいたり!)、社長も尊敬できて、上司や同僚にも恵まれていて、不満という不満は特にありませんでした。

子育てと仕事をうまく両立しているロールモデルがいなかった

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女性の多い部署だったので、出産から仕事復帰している女性は多くいました。特に私の勤めていた会社は私が入社した2006年当時は300人程度だった社員数が、約10年後には1000人を超える規模に成長しており、社員の責任や仕事量も増えていたため、職場復帰したママにもチームリーダーなど責任ある仕事が任されていました。ただ、時短勤務や病気の時の保育園のお迎えなど、なかなか仕事に集中できず、家では家事と育児に追われ、悩んでいる人が多かったように感じていました。朝時間がないのに子どもがご飯を食べてくれなかったり、夜疲れているのになかなか寝てくれなかったり、怒りたくないのについイライラを子どもにぶつけてしまって…と自分を責めているお母さんもいて、その時の私が力になれることと言えば、仕事のカバーくらいでした。

昇進して管理職になると、今度は仕事中心で家族との時間がなかなか取れなかったりする多忙な毎日。なんとなく、私もこのまま昇進していったら「家族との時間を犠牲にして会社に貢献するのか?」と不安になってきました。(その時は、結婚相手もいなかったので、そもそも結婚できるのだろうか・・・という不安も)20代後半くらいから徐々に管理職になろうとしている女性の多くがもしかしたら同じような不安を抱いているのかもしれません。

周りにロールモデルがいなければ外で探す

結局私は会社外で自分の理想のロールモデルを探し始めました。ビジネススクール、セミナー、勉強会、講演会、朝活、読書など、今まで飲み会や趣味に費やしていた平日の夜や土日、出勤前の時間を新しい人と会うことや勉強に時間を使いました。自分の選択肢を増やす、可能性を広げることは何でもやりました。

自分の身近にロールモデルがいないから諦めるのはとても勿体ないです。大学の時になんとなく就職活動をして、自分に何が向いているのか、自分はどんな仕事をしたいのかなんて全然わかっていない時に決めた会社の世界だけに目を向けていたら、当然自分が本当にやりたい仕事や自分が理想とする生活スタイルなんて見つかるわけないのです。

だから、ロールモデルがいなければ外に探しに行けばいいし、実際に自分でやってみて自分らしいスタイルを作っていけばよいと思います。

独立を考えたきっかけ

外に目を向けて私が気づいたことは、私の望むライフスタイルは会社員では実現できないということでした。その理由は、「時間の使い方」と「複数の収入」でした。

私は、もっと仕事やプライベートの時間を自由にスケジューリングしたい、色々な仕事をして収入の道を複数持ちたいと思いました。残念ながらまだまだに日本の会社は副業禁止のところも多いですし、在宅勤務を可能としている会社も少ないです。そうすると、会社を辞めて独立するという選択肢がベストだと感じました。

ただ、収入面の不安はあったので、会社を辞める前から独立してからの仕事や投資の準備をしておきました。今思えば、会社外で作った人とのつながりやご縁が仕事につながったなと思いますので、ご縁に本当に感謝しています。

私の場合は、今まで取った資格はほとんど役にたっていないのですが、パソコンスキルと英語スキルは非常に役にたっているので、大学生ながら自分の判断は正しかったなと褒めてあげようと思います(笑)

子どもの成長に合わせて子育てと仕事のバランスを調整する

独立したときは、結婚もしておらず、子どももいませんでしたが、2年経った頃に妊娠・出産をしました。産後3ヵ月から仕事を再開し、周りのママたちからは、「大変じゃない?」とか「すごいね!」と言われましたが、子どもの成長に合わせて仕事が調整できたため、実はそれほど大変ではありませんでした

3ヵ月くらいの頃は、まだまだ授乳間隔が短く手がかかりますが、その分日中に寝てくれるので、その間に仕事をすることができました。逆に6か月くらいになると、昼夜の区別がついてきて、昼間は寝ずに夜まとめて寝るようになったので、子どもが寝付いてから仕事をするようになりました。そして、短時間なら人に預けることもできるようになったため、少しずつ外出する仕事も増えていきました。

独立、フリーランスになりたい方へ

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自分の理想のライフスタイルがそこにあるのであれば、独立を選択肢の1つに入れて準備を進めることは良いことだと思います。

自分が何をしたいのかわからない人は、まず、視野を広げるためにも今まで自分が行ったことない場所や関わったことがない人がいるコミュニティに参加してみてください。

何がしたいかわからなかった私はようやく「人の可能性を引き出す仕事がしたい」という思いを軸に様々な仕事にチャレンジしています。

振り返ってみると、独立する時は実際は先のことを気にする余裕はなく、準備も完璧ではなかったけれど、エイヤ!で会社を辞めてしまいましたが、何かを捨てるとそこに何か新しいものが入ってくるというのは本当でした。

過去にしばられたり、未来を心配して悩むより、「今」に集中してやりたいことを一生懸命やることで、自分が本当に求めている物が得られると思います。

フリーランスの出産についてはこちらの記事もぜひご覧ください。

フリーランス女性が出産前に知っておくべき3つのポイント

子育てと仕事を両立するポイント

1、子どもの成長とともに仕事を調整できるようにする

2、子どもを預かってくれる人やベビーシッターなどの制度を活用する

3、子育てや家事の「こうあるべき」「こうしなければならない」をやめる

 

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