こんばんは、キャリアアドバイザーの白木賀南子です。
先日、前職でお世話になった社長さんとご縁があり、久しぶりにお会いしてお話しをさせていただく機会がありました。
昔から、とても熱い思いを持った方で私も何度も現場を助けて頂き、本当に感謝してもしきれない尊敬する経営者のお1人なのですが、会社6年目で社員数が100名を突破されたということで、今もバリバリ成長し続けていらっしゃいました。
(前の会社で)白木さんたちみたいに、仕事ができる素敵な女性社員のいる会社にしたい!と思っていたらいつの間にか女性社員ばかりになっていました(笑)
と言っていただき、とても嬉しく思いました!
ただ、社長さんとお話ししている中で、そうだよ!会社員ってめっちゃ幸せなんだよ!と思ったことがありましたので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。
Contents
僕なら起業は絶対にオススメしない!
社員が100名を超えるということは、スゴイことですが、その裏には並々ならぬ努力や犠牲があったそうです。
熱い思いがあるからこそ、良い人材を迎え入れ、育て、
信頼し、仕事を任せるけれど、ついていけずに辞めてしまう人も多数・・・
良い人材の確保、そして新卒を取るとなると、社会人としての
基本的な教育も必要になってきます。
僕なら起業は絶対にオススメしない!と言っていたのがとっても印象的でした。(忙しそうでしたけど、ミッションが明確な方なので、とても楽しそうでしたが)
従業員を抱える会社が支払っているコスト
従業員を抱えるということは、お給料の分だけを支払えば
良いというわけではありません。
「雇用コスト」というものがかかってきます。
雇用コストとは、つまり「社会保険料」ですね。
社会保険といっても、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」
以外に「厚生年金」も含まれます。
給与明細を見るとこれらが額面から引かれていることがわかると思いますが、
それぞれの保険料は社員と会社で実は分担して支払っているのです。
つまり、自分も払っているけど、会社もその分負担してくれているわけですね。
給与額にもよるようですが、厚生年金や健康保険は、
約半分は会社が負担してくれているんですよ!労災は全部会社持ちです。
会社を設立すると、社会保険の加入は義務になるので、必ず支払う必要があります。
社会保険だけでなく、交通費、業務用のパソコン、文房具などの備品、
コーヒー、福利厚生と・・・会社が支払ってくれている金額を
考えたらいくらでも出てきますよね!
(独立したら全部自分で払うんですよ~!)
独立して初めてわかる会社のありがたさ
そうなんです。会社員ってめちゃくちゃ幸せだったんですよ!
私も会社員時代は色々と文句言ってましたね~
- お給料が少ししか上がらない!
- 残業しても残業代が出ない!
- お客様先に常駐すると食堂が使えないから損!
- 椅子が座りづらい!
- オフィスが殺伐としているから植物置いてほしい!
などなど・・・
本当にすみませんでした。
私の勤めていた会社は、社長が大手IT企業から独立して起業した会社で、
私が新卒で入った頃は300人くらいだったのに、
10年で1000人を超える規模に成長していました。
本当にすごいなと思います。
でも、中にいる時ってそのことに全然気づけないんですよね。
独立して初めて、1000人の社員とその家族の生活を支えるだけの
利益を生み出している会社の凄さを痛感します。
ぜひ会社員の皆さん、自分の周囲を見渡して、
すべてのモノが会社が用意してくれているんだな~ありがとう!
と感謝してみてください(笑)
仕事への向き合い方が変わるかもしれません。
起業にも様々な方法がある
人1人のキャパシティには限界があります。
営業、宣伝、集客、事務作業、サービス提供などなどやることは山ほどあります!なので、事業を拡大しようと思ったら必ず人の手が必要になります。
会社を設立して、従業員を雇っても良いですし、
フリーランス・個人事業主として自分の能力やサービスを
お客様に買ってもらう(直接契約してもらう)ことも可能ですし、
それぞれがパートナーとして協力して事業を進めることもできます。
起業といっても色々な方法があります。
社長さんのオススメしない!は従業員を抱えて会社を大きくする起業のことですね。
でも、それだけ大きなミッションや目標を描けていて、そのために必要なことだったから、社長さんも世界中飛び回って楽しいです!と笑顔でワクワクしながらお話ししてくださったのだと思います。
女性社員のキャリア教育など悩んでいらっしゃるとのことでしたので、独立した今は私も色々な仕事の仕方ができるので、何かお世話になった社長さんのお役に立てればいいなと思っています。
独立起業に向いている女性の特徴については、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください!
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